第三章・糸魚川ジオパークカレッジ

§1・平成24年度、糸魚川ジオパークカレッジ開校

はじめに・・・・米田市長からのお話・・・・・・「ヒスイやフォッサマグナなど特徴的な地質資源を地域振興に活用したい」・・・との願いがジオパークの原点です。

1987(昭和62)年「フォッサマグナと地域開発構想」策定「ジオパーク」という言葉は糸魚川が起源だそうです。お話を聞くと物語の始まりに感動します。又、糸魚川ジオパークの歴史が永い事にも驚いています。(海谷渓谷ジオサイト海谷三峡パーク)
1991(
平成3)年「野外博物館」を「ジオパーク」と命名

つまり糸魚川の地形や地質から始まる生態系や文化を、ユネスコが世界遺産的な価値として認めて居り、そこでは地域独自の風土の中で人と自然の関わりや自然力との共存共栄を実践して居り、環境の保護と利用・持続可能な環境計画による地域発展、ツーリズムやレクレーションを通じて多くの人が楽しみ、環境学習の出来る、文化交流都市としてまとまっている事に気づきました。

最後に米田市長は当時を振り返り「糸魚川のすばらしさを意識してそれぞれの立場で関わっていけば、世界ジオパーク認定が一歩前に進むきっかけに!必ず魅力あるまちになる。」として~オンリーワンのアピールとナンバーワンのおもてなしを~と仰っておりました。

開校式の日、米田市長よりこの様なお話を頂きました。

今思えば初めて市長にお会いしてから5年の時が過ぎましたが、そこに辿り着く迄の時代は先駆者として、すべてが手さぐりから始まる、正にプロジェクトXのような時代があった事を知りました。
こうした歴史や熱い思いを受け、私たち東京大学庭師倶楽部も後に続く為、ジオパークの未来に向けた挑戦として「ジオキャンパス・ジオカレッジ構想」を打ち出し「糸魚川ジオパークカレッジ」を開校させて頂きました。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

§2・糸魚川ジオパークカレッジの主旨・目的・方針

糸魚川ジオパークカレッジ開校日、人文資源や自然資源がジオパークとしてまとまり、特徴のある知的交流都市としての構図が地域コミュニティーを形成し一体化されている事で、造園学の見地からも優れたプロトモデルとなり、他の地方都市に対しても良質なプロトタイプを提供できる事を期待しています。

そこでジオパーク学と造園学の話をします・・・造園学とジオパーク学はとても近いところにあります。
造園学者が糸魚川に魅力を感じる理由には、造園学や林学の基本となる「森林美学」が求めた本来の世界があるものと想定しています。
 さて、皆さんの活躍でジオパーク学がどのように新領域として創成されるか楽しみです。

 

次にジオパークカレッジ開校までの経緯を簡単に言うと

2008年、糸魚川出身の小林保廣氏による、ふるさとへの熱き想いに東京大学庭師倶楽部としてジオパーク構築に向けた調査研究とジオパーク構築後の保護と利用・持続可能な環境計画・環境教育などの地域計画が始まりました。

 

2009年、東京糸魚川会・糸魚川市・糸魚川地域の皆様の御協力から多くの自然環境と人文環境のポテンシャルを見出し、学術的体系の構築等が叶いました。

 更には、NPО団体の参加で、学術研究の先にある実践活動も数多構築し、保護と利用・持続可能な環境計画・環境教育等の研究計画が始まりました。

 

2010年、研究成果は東京糸魚川会で直に編集や製本がされ、お手伝いさせて頂く中で糸魚川の素晴らしい風土と人ポテンシャルの高さについて活性を図る為に糸魚川ジオパーク全体をキャンパスと考え、そのコアとなるコミュニティーをカレッジとする「ジオキャンパス・ジオカレッジ構想」が構築されました。

 一方、糸魚川ジオパークフィールド内ではNPOを含む実践活動から東ヨーロッパにある自然社会学との新領域創成が進み、東京方面では「ジオパーク学」としての確立を、大学や諸官庁に力説して一定の成果を頂きました。

 

2011年、全てが整い開校を予定していた矢先に東日本大震災の発生により、当団体らも救援・復旧・復興と進む中、被災地の人々から先人の知恵に学び自然力との共存共栄を行う糸魚川の大切さを改めて知らされる事で、先地形があり・生態系が生まれ・文化が育まれる糸魚川ジオパークが人と自然の関わりや、自然力との共存共栄に於いて、正の数値だけではなく負の数値に対しても期待されている事を改めて学びました。

  

2012年、ジオキャンパス・ジオカレッジ構想に就きまして、再び糸魚川の皆様に協力を求め、この度無事に糸魚川ジオパークカレッジの開校をさせて頂く事に成りました。

又、今回の開校に就きましては東京大学庭師倶楽部の学問だけに留まらす、地域実践学となる地元講師や、東ヨーロッパとの自然学や文化と交流を目的にポーランドのワルシャワ大学有志、実践活動のコアとなるNPO団体等の参加を求めています。

 

1・主旨・・・・・

・先地形が有り、生態系が生れ、文化が育まれる翠の交流都市にある学校

 

2・目的・・・・・

・人と自然の関わりの有る糸魚川

・自然力との共存共栄の出来る糸魚川

 

3・方針・・・・・・

・ジオパークの保護と利用

・ジオパークの持続可能な環境計画

・ジオパークの環境教育

 

従って「糸魚川ジオパークカレッジ」は、地域と住民が主役の学校として今後皆様と共に羅針盤を作る一年にしたいと願っています、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

§3・第一期生パイオニア精神とその功績

おめでとうございます このたびは20名全員が無事卒業・・・・・

・・・皆さん大変素晴しい学生さん達でした 有り難うございます。

このカレッジの不思議は、教えていたはずの講師達が、いつの間にか個性的な生徒さんらによって糸魚川ワールドと呼ばれる不思議な空間を学んでいることです。

造園学からジオパーク学へ、地元のお力で1ページ目を作ることが出来ました。

地元スタッフや学生さんに支えて頂き、おかげさまで無事1年が過ぎました。

皆さんが先駆者として未知の価値創生や知的冒険の旅に参加していただいたことに心よれ感謝いたします。さて、皆さんが始め(えーッ)といった論文です。

今回、14本の論文が書かれ、皆さんどれも傑作ばかりでした、脱帽しております。

若造が無理難題や生意気なことばかり言ってすみませんでした。 この場をお借りして御礼とお詫びを申し上げます。・・・・・・・・宮 江介

 

1.井伊正憲氏

『天然記念物ヒメハルゼミの北限地と陸巻貝シーボルトコギセルの生息地としての白山神社社叢に関する研究』

糸魚川地域が世界ジオパークに認定されたことから、著者在住の糸魚川市内能生地域に関する環境資源について「白山神社の社叢」及び同地域内に生息する「天然記念物ヒメハルゼミ」「陸巻貝シーポルトコギセル」の三項目に着目して、その個別の特質と関連性に関する研究を進めた。

能生地域は、古来より独自の文化や自然形態が数多く残っているが、稀少な生物が生息しつつも地元ではあまり知られていないことも考えられ、同時に神社という特殊な空間と、神社が立地した特別な風土についても、人文的な歴史が稀少生物を守り共存してきたことで、今日のジオパークの一遍をしっかりと担っていることに着眼し、地域の稀少資源を次世代に伝え守り活用する目的から本研究を行う。

 

2.伊藤 和子氏

『糸魚川に於ける西浜七谷を結ぶ古道に関する一考察』

日本初の世界ジオパークに成った糸魚川市は、地形の複雑さ(地質のvariationを含む)、独自な生態系の形成と種の豊富さ、これらを支え育む文化の発展に就いて『古道』が、糸魚川地域の人と大地の関連を位置づけてきた大切な一連のキーワードとして考えられる。又、糸魚川地域においては大地・生態系・文化の構図について西浜七谷と呼ばれた人々の暮らしと共存している部分が多く、自然力との共存共栄文化が糸魚川には昔から定着している事が特徴であり、糸魚川文化として無形の財産であると考えられる。この部分について、糸魚川市内に嘗て存在し、現在も残っている古道を題材として、先地形・生態系・人文のメカニズムの実態と、その変遷を検証する事で、糸魚川の特徴を生かしたひとつの文化形成に就いて史実の考察を行った。

 

3.猪又 寛氏

『糸魚川ジオパークの自然ある街の潜在能力と可能性・大和川地域の貴重性に関する研究』

新潟県糸魚川市における大和川地域は、大きく分けて竹ヶ花地区をはじめとし、厚田、大和川、田伏、梶屋敷地区として大和川地域5地区があり、地形や地質の希少性に留まらず、これらの影響から発祥した生態系の希少性、そこに育まれた文化の希少性、さらにはこれらの歴史的背景の価値や継続性に至るまで、地形から始まる物語として構築されるシステムがある。これらの基準に対して整理する事で糸魚川ジオパークの持つ資源についてポテンシャルを考査した結果、24のジオサイト以外にジオパークの特色に準じたオンリーワンの地域があり、この地域をクローズアップして行くことで地域活性と地域貢献の両立が叶うと考え、糸魚川地域における活性化のプロトモデル事例研究を行った。

 

4.菊地 和彦氏

『長者ヶ原遺跡の縄文土器と周辺地域の縄文土器との比較研究』

新潟県糸魚川市内の長者ヶ原遺跡から出土する縄文土器と周辺地域(石川県・富山県・新潟県・等)から出土する縄文土器について、調べ比較することによって、当時の人がどのように交流し暮らしていたか研究を行った。調査する範囲と時期については、一番土器が数多く土出する中期を主体として、次にあげる仮説から検討した。①古代から石川県、富山県、新潟県、の地域は「越国」と呼ばれ、一つの地域であった事から、それ以前の縄文時代も、密接な関係があると想定できる為、影響は大きいと考えた。②長野県は、姫川、現在も糸魚川・静岡構造線により断層に沿ってできた塩の道がある。縄文時代も交流があり、当時も影響は大きいと考えた。③新潟県は遺跡数が多くある信濃川流域から距離的に遠いので影響は少ないと考えた。本研究論文は上記三つの仮説からどの様なルートで人が入ってきて交流していったのか検討した。

 

5.小杉 正一氏

『地形と生態系に関係する世界ジオパーク糸魚川の東と西の風土に於ける比較研究』

近年地球規模で自然環境の変化は著しく、国立公園発祥の地イエローストーンに於いても、オオカミが絶滅し、別の地域から移住させる事で30年の歳月を費やし、生態系の修復を行って来た事実が有る。この出来事は我が国においても一度失った自然形態は何万年ものサイクルで自然修復するか、人工的な手助けを行いつつ、何十年もの歳月を費やさなくては、生態系の修復が叶わない事を理解したい。そこで、本研究の題材とする日本初の世界ジオパーク認定を受けた糸魚川では、海、山、川、森などが凝縮され、中部山岳国立公園・上信越高原国立公園の二つの国立公園を市内に有する他、複数の県立自然公園・ライチョウやカモシカなどの天然記念物が生息する、希少且つ独自の大地や生態系が実践型環境教育のプロトモデル地区になりうると考えた。

 

6.斉藤 政子氏

『糸魚川市内上刈地域に有する農業用水路の活用による自家発電の可能性に関する研究』

本研究は新潟県糸魚川市内上刈地区に有する農業用水路の活用から、自家発電の可能性に就いて行う為、自然環境資源の活用による水力発電は可能か、蓄電池への変換は可能か、災害時に取り外せる簡単な設置による構造が可能か、等に就いて糸魚川地域での実用性を研究しつつ進めてゆく。糸魚川地域は古来より自然と共存する文化が有り、姫川を代表とする無数の河川と、農業用水との関わりを至る所で見る事が出来る事から、地域の関わりに就いて糸魚川独自の風土と、21世紀に必要とされる自然力エネルギーのスタイルとして、その一角を形成する為に、糸魚川上刈地区に於いて小水力発電による可能性を見出したいと願っている。

 

7.中村 栄美子氏

『ジオパークを生かした街づくりの核となる神話と伝説のふる里糸魚川に関する研究』

糸魚川は北陸街道の要所に位置し、かつ松本へ向けての松本街道の起点にもなっている。昔、旅芸人や文人、商いの人々が頻繁に往来し、茶を飲んで休み、宿泊もした。都の話、笑い話、とんち話や世間話が語られ、人々は見知らぬ土地の話に目を輝かせ、聞き入った事と思う。記憶力のある年寄りが、聞いた話を茶飲み話に語り、語りしているうちに、聞き知った話が土地の石や木、あるいは川にくっついてここにあった話として語られたり、又この土地に起こった天災地変が、口から口へと語り継がれてきた。この糸魚川には語り継がれてきた「昔、昔あったとさ」というはなしが沢山ある。素朴な語りの中に子供達を導く教訓が、秘められ、人と人の和の大切さや生きてゆく知恵が秘宝のごとく内包されている。ジオパークに「昔、昔」の伝承を復活し、糸魚川ならではの特色ある街づくりを行い、PRして行かねばと考えた。

 

8.松澤 克矢氏

『糸魚川の地形を利用したアスリートの育成と企業の相乗効果に関するメカニズム研究』

今の糸魚川に就いて感じている事、それは若者の流出(18歳~22歳+1年)である。この地には高等学校以上の教育機関が無い。高卒で直ぐに働く処も限られている。それ故にこの世代は、より高い知識、経験、技術、刺激等を求めて他の地へと旅立っていく。この年代の流出を『失われた5年』と考え、今回の世界ジオパークを機に、観光資源だけではなく新分野として地形が育むアスリート輩出のメカニズムと、是を応援する企業により、学術、芸術、スポーツ等の分野で地域産業としての宣伝をし、人材の育成に努め、都会からのUターン者と、逆に都会に帰っていく者の相乗効果で文化交流都市としての発展を促し、「街を出る者=情報発信」「町に来る者=地域活性」とした双方の構図が見込まれると考え研究を始めた。

 

9.丸山 由衛氏

『世界ジオパーク認定を起点とした糸魚川地域における環境変化の変遷に関する研究』

糸魚川地域は2009年、日本初の世界ジオパーク認定を受け、その後、全国から地形・生態系・文化と、高い評価を受けている。しかしながら、自然環境の変化についてはここ50年間において様々な変遷や変化が生じていると感じている。この変化や変遷については時代背景や個々によって様々な物差しがあり、人によってその合否判定も様々な形態から評価されることも否めないが、ふるさと糸魚川らしい進化をして欲しいと願っている。この時代背景による物差しや、個々の評価に対して、地元視点で地域の環境変化や文化の変遷に就いて身近な部分に焦点を当て、今後の地域発展と現状把握、或いは変遷の史実評価について、一度地元視線で過去50年を振り返ることで50年単位の評価指数を明確にしておき、今後の50年先に役立てる様、受け継いでゆきたいと考えている。

 

10.三谷 弘氏

『糸魚川のヒスイにおける物質性と史実性に関する世界ジオパーク認定後の考査研究』

『Geopark』については、近年、新たな第三の世界遺産としての可能性を秘めた存在価値があると考えている。同時に糸魚川ジオパークに於ける大地・生態系・文化に対する独自の学術的体系に就いてもこれから整い始めることと考えられるため、『ヒスイ』という項目について物理的な物質性、心理的な価値観、縄文文化から「ぬながわ姫」の伝説を経て、現在に至る史実的背景など、をキーワードにした考察を試みる。本研究は小さな石ころが糸魚川ジオパークの大きな看板になることに着目して、著者自身が生まれ育ったこの糸魚川の街の視点や、自由な発想からジオパーク認定後のヒスイから広がる物質性や歴史などについて研究を進めた。

 

11.室川 詔子氏

『糸魚川独自の石と植物を使った盆景の作庭手法に関する研究』

糸魚川ジオパークは、大地の公園として地形・生態系・人文の其々に歴史があり、継続的な活動をする文化交流都市という意味合いが在る。一方、自然環境に於いては大地の公園と呼ばれる糸魚川ジオパークには特徴ある多くの石が点在する。又、この石を創りだした糸魚川の特異な地形や地質は同時に生態系を創りだしている為、地域独自の植生も豊富である。更に人々がこれらの地形と生態系の中で文化を育んでおり、自然力との共存共栄を営む事で、これ自体が大地の公園として文化交流都市の役割をはたし、持続可能な環境計画を展開している構図がある。

本研究ではこうした大地の公園として育まれる糸魚川ジオパークの岩石や植生の豊富さと希少性や特徴に着目し、日本の伝統芸術である盆景を用いる事で、糸魚川ジオパークの風景や特徴や石や植生の魅力を伝えたいと考え地域貢献研究の一角を形成したいと願った。

 

12.山岸 千奈美氏

『糸魚川の風土と伝承におけるShamanismの研究』・・・Europeの魔女文化と日本のまじない文化の考査から糸魚川におけるShamanの足跡をたどる・・・

著者の暮らす糸魚川市は、2009年に世界ジオパークに認定され、フォッサマグナを中心に地質学的に珍しい土地や鉱物などがある世界的にも価値の高い地域であるとともに、昔ながらの風土や伝承が残る地域である。今回、ここ糸魚川の風土と伝承における「まじない師」の存在とヨーロッパにおける「魔女の文化」に共通性を感じたことから、ヨーロッパにおける先住民の文化を研究し、糸魚川における風土と伝承の実態を探った。その結果、自然の力や民間療法を生かした健康への波及効果が示唆されたため、ここに報告する。

 

13.横川 美津枝氏

≪糸魚川考査研究『なるべくしてなった!』日本で最初の世界ジオパーク≫

日本は歴史と季節の国である、日本風景論(にほんふうけいろん)の著者、志賀重昂は文中でこの国を「滝と霞の国」と外国に対して絶賛している。また、日本においては各地に独特の風土があり柳田國男による遠野物語をはじめ、金田一京助や森鴎外などは、その風土の不思議を記録していった。これらの史実の中から、国立公園の父と呼ばれた田村剛は糸魚川に二つの国立公園を同居させた。遠い昔、神々は北アメリカプレートとユーラシアプレートを、ここ糸魚川で落ち合わせた。日本で最も起伏が激しく、風光明媚な土地であり、人と自然が共存共栄し、伝説の神々とヒスイが今も人に語りかける。つまり世界自然遺産と世界文化遺産が共存する様な街が世界ジオパークとして日本で最初に認定された事になる。是は自然学上の「偶然性」と、人文学上「なるべくしてなった」当然の「必然性」と考えられる。

 

14.渡辺 留美氏

『糸魚川におけるあらゆる面からのヒーリング効果に関する研究』

2009年日本初の世界ジオパークとなった糸魚川市は、1987年より地形の面白さ、雄大さを資源として、人文環境や自然環境等、人と大地の関りがあり、あらゆる面でヒーリング効果を持つ地域として考る事が出来る。この為2012年より糸魚川地域ではヒスイをキーワードとして、オンリーワン、ナンバーワンの『目玉資源』を絞り『+α』の演出や、おもてなしでヒーリングによる相乗効果を図る為の商品開発、観光スポットとして多くの人に糸魚川地域の魅力を発信する方法や計画を考査した。この結果、縄文時代の食事から極上素材の食事+お酒等、糸魚川の名水探し等の提供、ヒスイをイメージした薬草茶・お守り・お菓子等の商品計画等、目玉資源を体験して実際に調査し計画して行く事から、研究を構築して行く事により、糸魚川の環境資源が全て癒しにつながるオンリーワンの資源である可能性を発見した。

 

 

§4・平成25年度糸魚川ジオパークカレッジ・熱き受講生

平成25年度 糸魚川ジオパークカレッジ開校式風景

大地の頂・翡翠の谷2013知的冒険の旅博物誌前期・6/1・6/15・7/6・7/20・9/7・9/21

「『UNESCO』の世界遺産には文化遺産と自然遺産があり、更に正の遺産と負の遺産があります。

こうした中で、文化と自然が複合した形で正の遺産としていたるところに点在している街、大地があり、生態系があり、文化があり、これらが悠久の時を越え時間軸の中で今尚はぐくまれている場所、これが糸魚川です。」

確か平成24年度知的冒険の旅はこの話で終えたかと思います。

そして、皆さんの博物誌が、地域財産として発信できる立派な論文になりました。

この場を借りてお礼申し上げます。

・・・・・さて、ふたたび・・・・・

 

人と自然の関りから自然力との共存共へ

地形が形成され、生態系が生れ、文化が育まれます。

 

6回の講義で下記の内容を主体に、順にお話してゆきます。

 

1・元々造園学は「森林美学」という名のドイツの経済学でした。

2・変な名前の任意団体「東京大学庭師倶楽部」のお話。

3・宮の自己紹介

4・主旨となる「人と自然のかかわり」や「自然力との共存共栄」に就い    て。

5・方針となる「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」とは

6・ゾーニングと3つの視点軸に就いて

7・地域資源からポテンシャルを見出す手法とする3軸環境評価手法に就いての説明

8・アセスメント

9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似例

 

1・元々造園学は「森林美学」という名のドイツの経済学でした。

それが明治以降日本で深化して人と自然のかかわりなどに関する環境科学になっています。

H・Ⅴザーリッシュ 森林美学

糸魚川 ジオパーク学

1885年・ドイツ~

2010年・糸魚川~

大きな木はその街のシンボルの為に

大きな大地の溝はその街のシンボルに

中くらいの木は人々の生活を育む為に

そこで生まれた生態系は人々の大切な資源に

小さな木は虫や小鳥たちの為に。

不思議な谷の多様な文化は知的交流の為に

 

2・変な名前の任意団体「東京大学庭師倶楽部」のお話。

 

簡単な話、東京大学出身の森林学者らが、学問をさせて頂いた社会への恩返しとして、人と自然のかかわりについて、各地域で実践活動を展開させてもらう有志団体です。

 

3・宮の自己紹介・・・・・・・・勝手に日本環境財団のホームページを使っています。

宮 江介 氏  東京大学庭師倶楽部  主任研究員

1960(昭和35)年生まれ 。新潟県出身、東京在住。東京大学農学部大学院林学課 修士課程終了・東京大学農学部林学科森林風致計画学研究室にて、庭園の構成要素に就いて研究。論文「日本庭園に於ける非対称性の研究」を発表。12年間の庭師経験を持ち、実践的環境活動の傍ら論文発表を行う。主な論文「日本庭園に於ける構成要素の非対称性に関する研究」「森林景観に関する研究」「ヨーロッパの魔女文化と日本の森林科学に於ける新領域創生研究」「被災地に於ける復興森林からの復興に関する研究」「糸魚川ジオパークに於けるヒーリング効果に関する研究」など。主な著書『そして再び魔女はcovzerの森に下りた』など。主な活動糸魚川地域に於ける保全と活用の推進活動・糸魚川ジオパークカレッジ主催活動・住田ふるさと夢学校応援活動・ポーランドの森、白魔女さん教室推進活動など。

4・主旨となる「人と自然のかかわり」「自然力との共存共栄」に就いて解り易く、まとめると・・・・・。

 

「人と自然のかかわり」とは・・・・造園学

「自然力との共存共栄」とは・・・・ジオパーク学

という事になりますが、更に解り易く言うと。・・・・・

 

「人と自然の関り」

=自然に対して人がいかなる行為をとるかというアプローチや継続等を試みる行為

=造園学(森林美学・森林科学等)

「自然力との共存共栄」

=自然界と人との共存の歴史や実践の優れた摂理を学び更なる発展と持続可能な環境計画を構築すること

=ジオパーク

という事になりますが、まだまだ分かりづらいと思いますので、次を見てください。

 

 

1・環境には「人文と自然」「正の数値と負の数値」「ハードとソフト」があります。

2かし誤ってはいけないことは、先ず自然があり、その中の一部に文化があり、更にその中に様々な部分があると言う事です。

注3・これは「人と自然の関り」や「自然力との共存共栄」に共通して言えることです。

そこで私達は造園学をもって「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」を方針としてこの街でアプローチを始めました。

 

5・方針となる「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」とは・・・

 

「保護と利用」=地域の自然や人文資源に就いて保全と活用を平行して行うこと

「持続可能な環境計画」=地域資源を活用して産業で得た収益の一部を用い資源を守ること

「環境教育」=上記の二点を実践として次世代に伝えること

これを造園学の方針として糸魚川でもアプローチしました。

造園学(人と自然の関り)のアプローチは糸魚川でジオパーク学(自然力との共存共栄)として新領域の創生となりました。(以下の看板はその一つの事例で、とても大切な事が実践されている街です)

 

6・ゾーニングと3つの視点軸に就いて。

「МAB計画」とは、簡単に言えば国立公園や自然公園等の或る地区を保護(動植物等)と利用(観光や産業等)ゾーンに分類して、保全と活性化を図る方法です。

 

つまりそれぞれの特徴有る地区を分類して、その要所ごとの主要対象を守り活用し、更には一帯に対して全体をリンクさせて保護と活性化する計画です。

 

7・地域資源からポテンシャルを見出す手法とする磯崎式3軸環境評価手法に就いての説明 

1・複雑な話なので学習の手順から話します。

2X軸としての物理解析手法の話

3Y軸としての心理分析手法の話

4Z軸としての史実検証手法の話

5・上記3軸を総合的に見た質量の話

 

 

先ず学習の考え方として物理解析軸(X)と心理分析軸(Y)と史実検証軸(Z)を対象とする地域に当てはめ、総合的に考査する考え方が大切です。

8・アセスメント

 

アセスメントとは様々な「予測」を意味しますが、造園学で言うアセスメントは、100年先にどの様な遺産を残すか、その為に10年後までに何を構築するか、故にこの一年で何をすべきかと考えます。(下記図はアセスメントの事例)

 

・徐々に小さくなるけれど守らなくてはいけないこと

 

・今は衰退しているけれど100年後には大切なものとして大きくなるもの

 

・10年先に残したものが100年先にさまざまな夢や可能性になるもの

 

考古学・ゲスト講師・山岸先生

糸魚川を題材に糸魚川から出土する様々な歴史についてお話してくれました。

又当時の社会や文化交流の範囲など、以下に糸魚川が古代の大都市だったかお話いただきました。

山岸先生、有難うございました。

 

 

9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似事例1

 

糸魚川にある古民家の保護と利用と建築技術における考査研究

 

9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似事例2

頭の体操・・・「風水」や、「陰陽道」に就いてお話し

これはの流れを制御する物の位置思想で都市や住居(生者の居住空間を陽宅(ヨウタク))、

墳墓(死者の居住空間を(陰宅を(インタク))と呼んで死者は永く幸を受け、生者はその子孫繁栄するという思想です。続いて陰陽道(オンミョウドウ)とは、簡単に言えば「天文」、「暦」の一つで「おんようどう」や「いんようどう」とも言い、古代自然哲学思想陰陽五行説を起源として日本で独自の発展を遂げた自然科学呪術の体系です。

場所

東・青龍

西・白虎

南・朱雀

北・玄武

寺時遺跡

田海川(流水)

青海川(大道)

田海(湖沼)

佐渡?能登?

長者ヶ原遺跡

海川(流水)

姫川(大道)

大野(湖沼)

平牛(丘陵)

奴奈川神社

早川(流水)

海川(大道)

月不見の池(湖沼)

尾山(丘陵)

 

 

 

 

 

 

 

 

9・林学者から見た環境学の定義と知的冒険の旅による実践学の類似事例3※・この『作庭記』なるもの、日本最古の作庭書ですが、内容は大変科学的であり、物理学、生物学、地形学、流水学、心理学などいにしえの言葉でつづられており、現在の環境学や、自然地形や生態系の共存実践にも大いに活用できます。

ここまでが、基礎編です。

 

以下、造園学からジオパーク学へと、糸魚川を主軸とした知的冒険の旅による実践学や類似体験から、応用編へと移ってゆきます。

・大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅野外事業(ジオツーリズム)7/27・アドベンチャーツーリズム、身近にあるザイルとその代用・非力な人が重い物を支えられる方法・ザイルワークの手品など、実際の災害で安全な地形を見つけながら野山で研修しました。

8/24・トレジャーツーリズムⅠ

この日は翡翠探しの旅です。

8/31・トレジャーツーリズムⅡ

昨年は、新発見がありましたが今回は・・・・・・・

 

 

11/3・スピリチュアルツーリズム

月光欲の体験・・・・皆で誰もいない原っぱや森に月光欲に出かけるヒーリングプロジェクト・・・・・糸魚川もヨーロッパも古代の人は月齢と月暦を大切にしていました。 

 11/16・ジオパークin東京大学(糸魚川ジオパークフォーラム)

今年から始まったジオパークin東京大学フォーラム、1日目はフォーラム、2日目はジオ検定で、その後は東大ツーリズムを行いました。

小学生らの参加もあり,是非将来はわが校に来て頂ければと願っています。

この年、糸魚川の会場では一期生の横川女史が人類初の達人級合格者となりました。

横川さん、おめでとうございます。

11/某日・スピリチュアルツーリズム特別企画

土田先生と探検するヌナガワ姫の探訪

 実際に現地で講義をして頂いています。

達人級合格者の横川女史、実はヌナガワ学園時代から土田先生のお弟子さんだそうです。今回は2期生の竹内先生から御願いして、土田先生が当校に来てくださいました。

驚く事に、2期生の中には高校時代の生徒さんだった人もいて、同総会気分。

土田先生のご案内と講義で、糸魚川にはこのようなところもあったのかと驚きです。

詳しい事は内緒です。

当校に入学して頂ければわかります。

・大地の頂・翡翠の谷2012知的冒険の旅博物誌中期・10/5・10/19・11/2・12/7・12/21・・・・・・10月から中盤の講義に入らせていただきます。

 

10月の講義予定

ジオ環境社会共存学①・環境のハードとソフト・正と負・自然と人文、魔女文化等ジオ環境ビジネス論①・自然エネルギー・観光資源と都市計画等

ジオ資源活用論①・糸魚川産と糸魚川式、アンケート・ジオ検定勉強会

 

11月の講義予定

ジオ環境社会共存学②・都市計画の変遷、ジオパークの期待、ヨーロッパと考査等

ジオ環境ビジネス論②・糸魚川の建築物、糸魚川の自然素材の可能性等

ジオ資源活用論②・メイドイン糸魚川、ジオ検定勉強会等

 

12月の講義予定

ジオ環境社会共存学③・糸魚川の地形・生態系・人文と被災地の求める糸魚川等

ジオ環境ビジネス論③・魔女文化から見た糸魚川、糸魚川デザイン話等

ジオ資源活用論③・ヒスイと勾玉の可能性・災害に強い自然環境とは・自然力の活用等

自然と人文

地形・地質・気候・水脈・海流等と人文による生産物の関係

たとえば糸魚川の場合、大地や生態系は自然環境資源です。

更に、谷ごとの文化については人文環境資源です。

又、世の中のほとんどの環境がこの二つに分類できます。

そして同時にこの二つは、どこかで繋がっている事が多々あります。

 

環境のハードとソフト

この場合、ハードとは元々そこに存在する自然や人文環境を言います。

 

又ソフトとは、その存在に対して新たに人が関わる事や、共存共栄する行為などを言います。

根曲がりの松とその特質を使った技術、更に都心部に向けた自然力の家としての産業再生。

正と負

世界遺産に「正の遺産」と「負の遺産」がある様に、環境にも「正の数値」と「負の数値」があります。

例えば尾瀬や上高地の様な自然を楽しむ正の数値や、四日市や水俣の様な公害という負の数値があり、どちらにも対応してゆかなくてはいけません。

実際糸魚川においてもジオパークという「レクレーション要素の強い正の数値」と、「東日本大震災による東北地方の負の数値」をカバーすることが出来るジオパークとしての二つのポテンシャルがあることを2013年に学びました。

写真は糸魚川の風土を学び被災地復興を目指す青年団です。

 

化石の話・ゲスト講師・茨木先生

茨城先生のお話では任曲や北極の氷も化石の仲間だという事です。

トレジャーツーリズムで見つけた化石の鑑定もして頂きました。

そのほか化石の見つけ方や、糸魚川の地層との関係もお話いただきました。

残念ながら今回も糸魚川サウルスの発見はなりませんでした。

茨木先生、有難うございました。

 

    ジオ検定勉強会・・・・・・・・・・・

ジオ検定勉強会・番外編、緊急付属講座・・・・・・・・・・

本日は初級を中心に達人級の領域も少し見てみましょう。

これから少しの時間だけ「小論文講座」として、進学塾の講師をやります。

頭の体操だと思って聞いてください。

 

・小論文とは?

まずは、感想文の様に自分の思ったことを書く文章では無く、報告文のように記録して報告する文書でも無く、自分の意見や主張をまとめ、考えたことを書く文章です。

そしてもうひとつ大切なことは、問題設定やリサーチの方法が相当重要になる修士論文や博士論文の書き方と違い、課題があらかじめ決められ小テーマが与えられるものです。

また、あくまでも短い論文やレポート(400字と想定)を、いかにしてわかりやすく、説得力があるように仕上げるか、という基本が小論文を書くコツです。

※ポイント・「思う」と「考える」は違います。

 

・小論文のテクニックについては?

まず大事なことは、ハッキリと自分の考えを「イエス」か「ノー」かで、述べられていないと、読み手に認識不足だと思われます。

そこで必要とされることは小論文を書きながら一生懸命考えていると、いろんな案が浮かんできて、ついつい書く内容が変わってしまった、という事を防ぐためには、書く前に構成メモをつくりましょう。

事前に、序論・本論・結論で、それぞれ何をどのように書くのかを考えてメモをつくり、それに沿って書けば、最初から最後まで、筋の通った小論文を書くことができます。書きながら考えるのではなく、書く前に考えるのがポイントです。

※ポイント・「構成メモ」に下書用紙を活用しましょう

 

・小論文の小さなポイントは?

1少しずるい方法ですが、問題の中に答えを導いてくれている文章を探します。

2書き方の基本、として原稿用紙を正しくつかって小論文を書いていきましょう。

3文体について:文体には「です・ます体」と「だ・である調」は統一しましょう

4「ら」抜き言葉に注意しましょう。

5先ず1分程度で実際に配られた原稿用紙と下書用紙の端から端まで見て、レイアウトを考えます。(これは大切です)

6精度と時間配分に注意しましょう。(下記に説明しますが、下書きとは目次や構成を行うものとして使うことも手法の一つです)

 

・構成に関する(序論)(本論)(結論)の具体例考査

1・地震とプレートの関係

2011年に発生した東日本他姓震災は、ジオパーク学習に多くの教訓(序論)を与えました。日本列島の動きや、プレートの動きなどを取り入れながら地震について(本論)400字・・・・・(結論)

2・地すべり災害と対策

頸城地域は全国的に見ても地すべりの最多地域で、被害も多い地域で知られています(が、これもフォッサマグナと密接な関係を持っているといわれています)フォッサマグナと地滑りの関係を説明しながら、糸魚川市ではどのような災害があったか、どのような対策がなされたか(本論)400字以内・・・・・(結論)

3・ブナ林の効用

糸魚川の山岳地帯にはブナ林が多くあります(序論)ブナ林は森林地帯の環境の面から、どの様な役割、(本論)利点をもたらしているか、(結論)400・・・・・・

4・資源維持

紅ズワイガニは能生地域の観光資源のひとつとして重要な役割を持っています(序論)。この貴重な海産資源を長く保護し、収穫量を維持してゆくために様々なてだてが施されていますが、(本論)その具体例について(結論)・・・・

 

 

※・上記「・構成に関する(序論)(本論)(結論)の具体例考査」部分において記した前文が約400文字です。個人差はありますが(序論100文字弱)+(本論200文字強)+(結論100文字程度)で考えると整理しやすいかもしれません。

Europe lost technology & lost culture』ゲスト講師・Anna, Jurago先生

世界遺産と自然環境についてポーランドの世界遺産の数は全部で13件あり(中東欧地域で最多)、さらに4件が暫定リストに登録されている。また自然環境もよく保存され、国立公園や県立公園が多数あって保護されており、ユネスコ生物圏保護区9か所あります。

 

日本とヨーロッパは意外と似ています・・・特に糸魚川は先住民文化の繋がりがあります。

白魔女さんのケーキ作り

背に山を持ち北に海の有る大地ポーランド

 

大地・木・風・水・月は自然と共存する白魔女さんのelementです。

 

Proszę, upewnij sięże nie przysparzasz innym problemów i staraj się być pomocnym

 

万物の迷惑にならない事を確かめたら、進んで人の役に立て、白魔女さんの哲学です。  

これは糸魚川の魚付林の話と同じ哲学です。

翡翠の話・ゲスト講師・宮島先生

お話は宮島少年の旅から始まり何故、どうして翡翠ができるのか、世界最古の翡翠文化、翡翠保護への苦難名道のり、秘伝翡翠の見つけ方までご伝授いただきました。

もちろんトレジャーツーリズムで見つけた翡翠鑑定も御願いしました。

今回はヒットが3個・・・・・まだまだ修行が足りないという事です。

 

明日の為にその1・実績のある場所で探すべし

明日の為にその2・白っぽい石を探すべし

明日の為にその3・なめらかな表面の石を探すべし

明日の為にその4・重たい石を探すべし

明日の為にその5・角ばった石を探すべし

明日の為にその6・キラキラと輝いている石を探すべし

 

明日の為にその7・ひすいモドキを見抜く力をつけるべし

 

宮嶋先生。有難うございました。

 

 

考古学・ゲスト講師・木島先生

木嶋先生のお話では糸魚川は驚いた事に何処を掘っても考古学、というお話を伺いました。

「どこでもドア」ではなく「どこでも考古学」です。

お話は、糸魚川駅周辺の江戸文化から始まり、縄文時代までさかのぼり、ヒスイ工房の話や古代都市の交流文化の話をしてくれました。

現在の糸魚川で行っている文化交流都市は5000年位前からあったことがわかりました。

 昔は駅前に城の川があり、この辺からも多くの食器が出てきたそうです。

木嶋先生、有難うございました。

 

 

 

地形と文化と復興について・・・

下記レポートは震災発生直後に環境省の外郭団体に提出したものをそのまま載せています。

したがって、誤字・脱字・怒り・暴言が数多くありますが、お許しください。

日本環境財団の方では、そのまま現場の様子が伝えられているものとして採用したようです。

以下現地から省庁に送った第一報原文

(注・本文に於いては緊急性を要する為、誤字脱字・各名称の不備・不適切なまま多少掲載されているが、敢て緊急性が有った事実の記録として報告書として異例では有るが、そのまま掲載している)平成23年3月11日、午後2時49分頃より東北及び関東地域を、最大マグニチュード9.2を記録する地震と、最大18メートルを記録する津波が襲った。

亡くなられた方々への御冥福を祈り、被害にあわれた方々への御見舞を申し上げ、合わせて一日も早い復興を心より願っている。

この『東北大震災』(同年3月25日現時点ではこの様な名で呼ぶ))に於いては、予想をはるかに超える天災による被害が生じて居り、同時に天災前後の人災に関する被害が否めない事も突出した形で見受けられる。その理由として、ある意味で天災は、その大部分が人力の及ばぬ処に存在しているが、人災に関しては有る程度の対応が可能であるにも関わらず、怠っていた部分が結果的に露出している。現地の意見や公平な視点から見ても現政権の対応には残念ながらアラが目立つ。人命に関わる有事の時に政権は派閥を超え、国内にいる適材適所の優れた人材や、諸外国からの有力な応援手法を導入すべきもので、同時に神戸・淡路に於ける震災時に問題視されてきた「天災の認識」「その後の対策に於ける問題点と反省点」或いは「緊急対応した成功事例」が提示されていたが、なぜかその反省点や改善点が活用されていない事も不思議でならない。その結果、場当たり的な対応が日々二転三転してしまい、事実これに対す地元住民の落胆の声を幾度となく聞いて来た。皮肉な事には、一部、議会の中心者・地域に於ける有力者・組織上層部が逃げてしまい、残った警察官や消防隊と地域の自警団が警備や災害復興をしている事実があった。又、医師が早々に避難してしまい地域に残った看護師だけで頑張って治療をしている姿も見受けた。更に地方行政に於いても主要なポジションが姿を隠してしまい、仕方なく役場に残った人達で専門外の範囲まで対策を講じていると言う現実もあった。もちろんこれは一部の人間で、確かに緊急避難は法の範囲であるが、現に多くの人はそれらを超え、人助けをしている者もいる為、最後は人間性だと痛切した。そして、専門家や有識者の数が災害地にしては異常に少ない事が現場から報告されてきた。本来、専門家や有識者とは現場で人の役に立って始めてその仕事を全うするものである。安全な場所でネクタイを締め机上の有識者や専門家であるより、今時に於いては泥だらけに成り、現場で活躍する有識者や専門家の数が必要だと痛切に感じた。環境全般に関して実践活動を行う立場からも、自己の反省を含め、今後深く考えなくてはいけない現実を痛感している。しかし逆に、地域の人々は黙々と復興に向けて努力を続けており、助け合い、復旧活動に従事し、頑張っている姿が各地域で見られ、最悪の事態の中に有る唯一の光りが灯され始めた事から、僅かながら安堵を感じた。

 

今回の災害に対して現地を体験した者として見解を述べれば、既に日本は国家全体の緊急事態に陥っている状態である。政府は救助最優先の非常事態発令を行い、人命優先で実践的で応用性の高い現場優先ルールに切り替え対応する必要性があると考えている。人命救助の障害となる全てのブレーキを解除しなくてはいけない現実が有ると考えられるが、何もされていない事自体が問題である。この様な異常事態に於いては平穏な時代を前提とした法律や経済が万能の物では無く、その非力さをさらけ出している事を、身を持って体験した。逆に道徳、正義感、自己犠牲の精神と言った物が、法や経済を超えたところに位置づけられている事を改めて教えられた様な気がする。解り易く例えれば「天然の池に落ちて溺れている子供Aが居るとする、たまたま車で通りかかった大人Bが、車を止め、柵を超え、池に飛び込み、Aを助けたとする。天然の池は天災で有り、そこまでAが入った事は人災である。結果Aの命は助かったが、Bは駐車禁止と不法侵入に成った。更に二次災害を起こす可能性に注意も受けた。もし、Bが見て見ぬ振りをして通り過ぎても特に罰せられないが、Aは確実に死ぬ。又、BはAを必ず助けられる保証はどこにもないし、場合によってはB自身も死ぬ可能性もある。この場合、黙って通り過ぎ通報だけする事が、現代社会に於いては最も優等生の回答と思われるが、Aが死にBは社会的責任も果たし法律も守った事に成り、何も起こらなく、平穏な日々を送ろうと思えば何時もの日常のままである。」どちらを選ぶかは個人の意思次第で有る。言い換えればどちらも正しく、どちらも間違っている。災害発生時からしばらくして実態が見えて来た時、当団体内でもこの議論は行われたが、現在においてもこの結論は出ていない。一人の仲間の意見が印象的だったのでここに記す。「我々は一万円を名前がのこる形で寄付すればいいのです、そして行きたいのはやまやまだが法や規制が有ると言えばいいのです」偽善と傍観に激しい憤りを覚えたが、冷静に成ればそれはそれで一つの正論であり、ばかな行為をしようとしている我々の命を気遣って、世間体も繕ってくれている。つまりもっとも賢い人間で、自分も無傷で、国民としての役目も果たし、しかも身も安全だ。しかし同時に、この行為は現実の状況を知りつつ、上手に背を向け、最善を尽くしていない事も隠蔽した事実にも成る。結局この行為の是非に就いて結論は最後まで出なかったが、前者は賢く優等生の回答で法律重視の守備型で有り、後者は馬鹿で劣等生の回答で人命重視の攻撃型だと位置づけられた。あるいは今時の日本人と昔の日本人として認識された。これは一つの議論の姿であるが、自然の脅威に対して日頃よりこの様な議論がなされていなかった事にも反省した。現地に入り後者が多く活躍していた事に著者自身、日本の復興を感じていたが、この様な事実から当団体に於いては、今回の活動に対しては団体全体ではなく、複合団体有志という前提の基に行われた。只、推進派と否定派に共通する意見として、今後の災害対策に就いて人々に考える機会を与える礎に成ると言う共通認識は得られた。又否定派の中で少数意見ではあったが、「災害時の直ぐ後の現状把握は、行為に就いては否定するが、史実及び実態資料となるのでぜひほしい」「個人的に行きたいのだが、被曝と二次災害における死傷が怖いので嫌だ」という意見もあり、それぞれ事情があり、これも正論だと受け止めている。従って今後、本報告書は第二版、第三版、と議論されつつ発展する可能性も秘められている。実際に災害から一週間後の現実として今後講演する事で、それぞれが現実を認識できる事から、様々な意見が得られ、災害と災害後のあり方に就いて各自が考えてくれる事で、今後起こる悲劇を最小限に食い止められる様な方向性に発展することを望んで実行した。楽しい話ではないが、日本に住む以上、直視しなくてはいけない部分であり、災害後の現実から目をそむけず、それぞれの考えを述べて発展してくれる題材に成る事を期待している。・

結果、環境省外郭団体日本環境財団の茅野女史は8時間後に即決で応援の決断をしてくれました。

それから1年後復興が始まると、糸魚川のおかげで明るい活路も見出しました。

・・・救助・救済・復興と進み、仮設住宅や生活基盤となる一次産業を支援する中、東北3県から「糸魚川を参考にして復興できるのではないか」といわれました・・・

 

人文と被災地の求める糸魚川・・・・・・・・・・

・・・・・・・糸魚川の地形、災害に強い自然環境、自然力の活用1

被災地の人にとっ震災直後から糸魚川は大変親切な地域でした、そして又、東京糸魚川会など外からも非難した人を支援してくれたそうで、東北の人は感謝しています。

更にその後・・・糸魚川ジオパークが、レクレーションやツーリズムのような楽しい事ばかりではなく、被災地の復興に大きく役立っています。・・・・・

糸魚川ジオパークカレッジへの参加や、寺崎講師によるジオツーリズム

 

人文と被災地の求める糸魚川・・・・・・・・・・

・・・・・・・糸魚川の地形、災害に強い自然環境、自然力の活用2

安全な河川や、斉藤所長らによる地形調査

 

少し休憩・糸魚川ジオパークカレッジ26年度アンケート結果・・・・・・・・・皆さんのご意見

 

皆で討論会が出来ると楽しい。

今後ゼミなどでテーマを決めて行います。

修行中の為、完全に理解が出来はませんが楽しいです。

有難うございます、私も修行中です。

プリント料が多いので重点だけにしてください。

済みません、この辺はダイジェストを考えています。

将来的には短大や四大に進化してほしい。

おっしゃるとおりです、この辺は私どももそう考えており、熱望しています。どうぞ皆様お力添えください。

これかせも地域の人材育成に貢献してほしい。

こちらこそ宜しくお願いします。

先生のやり方で進めてください。

有難うございます、造園学を基にした実践学の成功と失敗の実例からジオパーク学として学んでいただき、糸魚川の活性を願っています。

勉強に成るので個人的にはもう少し回転を速めても良いと考えます。

質と量の速度になると思いますが、深さを取り入れては如何でしょうか。

 

ジオサイトと結びついて具体的な話や講和が有ればもっと聞かせてほしい。

・後期は私共もそのようにしたいと考えていますので宜しくお願いいたします。

 

大変参考になりました。

皆様のご意見は今後のカレッジに役立ててまいります。

有難うございました。

歌会始

糸魚川の大地・生態系・文化のよさを感じ、最もシンプルにその小宇宙を最もシンプルに、そして、さり気無く、お洒落に、人にも伝える方法について、わが国には「歌詠」という大変便利な文化があります。

学び舎で 音立てつぶした ききょう蕾

火砕流 すべりおちたる 夏休み

沖待ちの 船に灯りの ともりゐて 波の背にのり 渚にとどく

ジオパーク 人それぞれの 楽しみを 食に温泉 自然体験

糸魚川 旨し海草 カニにあんこう 南ばん海老よ

日本海 沈む夕日に 心も溶ける ルート8号 車を停めて

笹倉の 湯に身を浸し 耳澄ます 川の流れに 心洗われ

海辺にて ヒスイ探しに 我忘れ こどもに還って 瞳を輝かせ

美山の地 暑き夏にも すすき見え

不動滝 奴奈川姫も 涼みけり

国道から 頚城三山 つきぬける空

いにしえの 大和の女神 奴奈川姫 我が頚城野な 生まれいでたる

晴れ渡る 秋の夜空に うるわしさ 中秋の名月 浮かびける

夏過ぎて 夜空澄み切る 寒さかな

黄金色 秋らんまんの 実りかな

朝露の 光る朝日に アマガエル

名月の 名残惜しや 8年後

皆さん、恥ずかしがるので、詠人不知とさせていただきました。

 

 

 

東京都

糸魚川市

1.積雪

×

2.寒さ

3.暑さ

4.耐久性

5.凍結深度

×

6.雪下ろし

×

7.スガモリ対策

×

8.空気が綺麗

×

9.住宅の築年数

30

100

糸魚川の住宅と都心の住宅の比較から本来の暮らしにかかわる事柄

 

 

 

 

 

 

 

東京都新宿区

糸魚川市

人口

289,583人(外国人を除く)

48,788

世帯数

177,353世帯

17,623世帯

対高齢者割合

59,896人  18.8%(H23

15,563人   31.9% (H19

救急搬送における高齢者の割合

25,625人(H25/59,896

42.7% 

1,014人(H18/15,563

6.51%

 


研究方法・・・・糸魚川市内にある既存の建物を調査、現在も住んでいるお宅に訪問し、何時から建っているのか、現在の住み心地や、使用されている柱・梁・床構造等を聞き込み撮影。

又、居住者のいない建物も調査し、なぜ住んでいないのかその理由を探り、過疎化を防ぐ為にどのような方法や活用方法があるかを探る。

市内にある学校にも目を向け廃校になっている建物の利用方法等も実践的な活用モデルとしたい。

中央部と地方部の古民家を比較した時、存在数の違いについても調査する。

 

活用に関する考査・・・・防火性に優れた建物とは、どんな仕様なのか昔と今の比較が必要と考える。次ぎに、住宅街について中央部と地方部について考査する。 隣地の離れる距離を比較する、次に人的な問題は、古民家生活と現代建物の生活感に多くの相違がありその為に古民家が解体される実態を見かける。

  昔の建物5(大正 2年代・1913年)

 

昔の建物4(昭和 8年代・1933年)

建物の内部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『糸魚川ジオパーク・ヒーリングプロジェクトに於ける検証研究からの実践考査』

さて本日のカリキュラムは『糸魚川ジオパーク・ヒーリングプロジェクトに於ける検証研究からの実践考査』です。

2008年から東京大学庭師倶楽部が研究を行ってきた糸魚川のポテンシャル調査研究も、その後計画の実行へ発展して、2013年には糸魚川商工会議所主催による「ヒーリングプロジェクト」の実践スタイルとして、糸魚川の大地・生態系・文化資源から、造園学的視点と地域技術手法の活用による産業活性への考査を行い、更にヨーロッパの先住民文化から、ロストテクノロジーとロストカルチャーを取り入れた形で、糸魚川独自ブランドの構築から、産業の発展と文化交流を推進する計画を実行しはじめています。

 

大地・生態系・文化から地元の人の歴史が作った産業の一覧表

1five element

ポーランドの先住民が月暦を使い採集したビャウオベイジャの森のアロマと日本のポプリや翡翠から作る製品

・香水石Czarodziejka№7・

・大地の恵みからの石鹸

2・自然力の住まい

日本とポーランドの先住文化としてlost technologylost cultureを融合させた新領域創生技術による暮らしサポート

 

・自然力の家czarodziejka

・先住文化の陶器

・森からの物語で作った机

・ホーランド式薪ストーブ

3・糸魚川ジオパークカレッジ集中講座

ジオパーク学による短期5日間の座学と体験学習知的冒険の旅の博物誌として、里山の木の実を使い白魔女のcake recipe四季をテーマにちりばめたポーランド蝋燭・・転覆率100%プチインディージョーンズ水の旅等。

CZARODZIEJKACAKES・ツーリズム

・ラフティング・ツーリズム

・森のヒーリング蝋燭・ツーリズム

・短期集中講座・5日間

・別途出張講座植塾・1日間/1hor

4・糸魚川ジオパークカレッジ研究室

東京大学140年の造園学史実と糸魚川の新領域創生ジオパーク学から応用した人文環境と自然環境の地域調査・環境解析・村おこし計画などの実施や、東京大学庭師倶楽部の実践を生かしたランドスケープ計画の提供。

・ジオ解析

・ジオランドスケープ・



5・ひゃひゃうひゃの森の贈り物

物語・日本の森の中で、極稀に「ヒャヒャ・ウヒャ」と囁く様な、或いは囀る様な声が聞こえるきがする、子供の頃から不思議だったので白魔女に尋ねると、森に住む精霊と答えた。

stone art

・森林の缶詰

・青春18食材・フォーシーズン

・プチジオトープ

 

計画の実行に当たっては地域文化や自然環境を損なう事無く活用する形で、保護と利用を成し、産業としての効果と役割を果たす事で地域の経済発展や文化活性から持続可能な環境計画を成し、住民参加型の製造・販売のプロセスを構築することで、糸魚川資源の大切さについての環境教育もなせる事を目的としています。

 

 

皆さん手探りの状態から、造園学の基礎を学び。

実際のジオツーリズムとゲスト講師から、わが町を再発見し。

我が街ジオパークから共に考え。何時しかジオパーク学が身について。

気がつけば知的冒険の旅も終わりに近づき。

今年もついに、御自身のジオパーク学を博物誌に記すときが来ました。

 

§4・平成24年度 糸魚川ジオパークカレッジ論文要旨

今年も論文は豊作です。

下記に収穫した論文の要旨と皆様の熱い発表をお伝えいたします。

尚、本文は市内の図書館などに配布いたします。

 

五十嵐 正氏『糸魚川真柏に関する特徴の研究』要旨

糸魚川真柏は明治40(1907)頃、四国出身の鈴木多平により現新潟県糸魚川市の黒姫山付近で発見されたが、なんとヒスイが世に認知された昭和13(1938)より31年も前の事である。糸魚川真柏の特性は国内のどの産地より優れていると盆栽界で絶賛され、糸魚川真柏にある「得難さ」を全国各地の展示会で称賛されている。石灰岩の断崖絶壁で様々な厳しい気象条件の中から作り出され、捻転した幹や白骨化したジンとシャリ芸が堅牢で、葉性の繊細さと葉の美しさが愛好家のみならず、一般の方々にも感動を与えてきた。しかし自生地で枯渇したと言われる中で、愛好家によって育まれていた糸魚川真柏の名品と言われた物が市外へ流出している。残された糸魚川真柏を、世界糸魚川ジオパークに認定された大切なこの地の資産として、糸魚川真柏の当地として育成保存をしたい。小中学生の頃の卒業式などの式典で演台を飾っていたあの盆栽のように、糸魚川真柏の雄姿をこの地の資産であることを子供達に「知って、育てて、受け継ぐ」を、教育の場に反映させたい。幸い糸魚川真柏は、市内の愛好家は元より全国の愛好家によって、親木から切り分けされた挿し穂を長い年月をかけ、岩壁で育まれていたその雄姿が「風を感じる樹」として植木鉢の中で再現されている。

 

池田直子氏・魚川地域に於ける姫と石の史実検証に関する研究』要旨

新潟県の糸魚川地域に於ける姫と云えば、奴奈川姫(ヌナガワヒメ)である・・・姫は、古代高志(越)の国(現代の頚城地域)にあり、美しく、賢く、勾玉を持ち、この地を治めていたという(口碑伝説)奴奈川姫伝説の姫である。「奴奈川」の文字は人や時期・統治により文字がかわり、現在の漢字になった。この史実について伝説で終わらない為にも、そして糸魚川に、奴奈川姫在り!の検証・研究を進める。          その一環として縄文時代・大和出身の興味深い巫女姫との比較をし、「奴奈川姫」が『ド・ナ・カ・ワ・ヒ・メ』と呼ばれないために、知名度を上げてゆきたい。『ぬ・な・か・わ・ひ・め』の言葉の響からは、緑と赤の石を持ち、地を司ると言う意味がある事から、翡翠と瑪瑙(めのう)の輝ける玉を用いたシャーマン(巫女姫)としての存在という事が納得できる。本研究に於ける持論(仮説)として、奴奈川姫の居た時代では、奴奈川族が生活し、その先祖を辿ると縄文時代になる。姫は弥生・古墳時代と長期に渡る存在である事から・・歴代天皇のように、第一代・奴奈川姫:黒姫→第二代・奴奈川姫:長者ヶ原姫になり受け継がれ、巫女力・霊力・血筋・等を先代の姫と族の長が決めたと仮定する。また、本研究において対比する『瀬織津姫』(せ・お・り・つ・ひ・め)は、別名・「卑弥呼」と仮定する。初代 奴奈川姫は、瀬織津姫の噂を聴いた可能性があると考え、紐解いてゆけば、出雲・伊勢・諏訪・高志の日本列島・名付けて超絶パワースポット(スクエアーライン)は結ばれ糸魚川の重要性が見直され、糸魚川ブランド巫女姫・奴奈川姫の存在を史実・永遠の石、岩石・ジオパークサイト等と関連付け、五感体験しながら検証し発信することを本研究の目的とする。

 

伊藤 富士雄氏糸魚川地域における農林水産資源と人文や自然環境資源がもたらす高齢社会に良い地域に関する研究』・要旨

要介護者と介護・医療の従事者とのよりよい人生最後の楽園を求めて自然の中で活動して活性出来るライフワークを一つの理想と考える。俗に言われる「ピンピンコロリと生きて逝く」とした事も、人生の幸せの選択肢である。この考え方については、様々な捉え方があるが、人が「本来の人らしい生き方」の一つとして位置づけられている。これらの生活を送るためには、受け入れ態勢の充実が図られる必要性があるが、この部分について新潟県の糸魚川地域においては、地形・地質・生態系・文化財産をテーマとした世界ジオパークの認定を受けていることから、独自の地域特徴と供給資源があり、今まで観光における安らぎや楽しさ、被災地における防災と復興の礎、ジオツーリズムリの先にあるアカデミズム等の構築が行われており、多種多様な価値を創生してきたが、新たに楽しく元気な高齢者像を実現してゆく為の資源を持った地域要素があると考え、糸魚川地域の農林水産・山川海・文化歴史の3つの要素から研究を行った。

 

内山 伸一氏糸魚川地域に於ける地すべり地帯と古来からの地名に関する関連性に就いての研究』・要旨

本研究は上記論題に対して「地名を学ぶ」こととして研究を進める。「地」は、万物が住むところ國・領土・居場所として「地力」「地方」「地形」、について以下の検索からはじめた。著者は大地の公園として世界ジオパークに認定された新潟県糸魚川に住んで日々何気なく暮らしてきたが、地名について深く考える事が無かった。災害など、遠いから関係ないで過ごしてきた。子供の頃、東京の叔母の所へ昼に伺う、突然家がゆれ驚いた、何かと聞くと地震よと答える、初めての脅威を味わう。新潟地震・中越地震・能登沖地震を体験した今日、もしかして現実に遭遇したらどうするか、歩きながら災害を想定して避難場所の経路を選ぶことに専念をするこのころである。吉川英治の「宮本武蔵」によると、鎖鎌の達人と知らずに、一夜の宿を乞う。母乳の匂いと、風車の音を聴き危険を察知した。また、百人一首(清原元輔)「契りきな互みに袖をしぼりつつ末の松山浪越さじとは」地名に刻む災害の記録を確認したい。本研究が少しでも、今後の防災に関するジオバークとして、地名を学び役立てる事になれば幸と願っている。

 

恩田 恵美子氏糸魚川ジオパークの水資源に於ける多様性と可能性に関する基礎研究』・要旨

筆者は新潟県糸魚川市に位置する焼山火砕流堆積地の中川原台地の上で育った。火砕流は水はけが良いので湧水はなく、日常の生活用水は田圃の用水と同じ水を家へ引いて、沸騰させたものを使用していた。雨が降ると泥水になって濁り、時には雨蛙が流れてくることもあった。小学校高学年の頃、集落で川の対岸の棚田の湧水を利用した簡易水道が完成して、やっと生水が飲めるようになった事から、安全な水についてはこだわってゆきたいと考え、研究を行った。

 

斉藤 一美氏『世界ジオパーク糸魚川・24ジオサイト×24の楽しみ方×24のストーリー考査研究要旨

世界ジオパークに認定された糸魚川市に、著者は2011年に初めて仕事の依頼で訪れた。やがてその不思議な街の魅力に取り付かれ、いつしか一人の旅人になっている自分に気付いた。この街のツーリズムはその先に大地の自然を学ぶアカデミズムや、保全と活用に携われる社会工検査的なステータスも感じる。いつしか愛する街に僅かでも自身が何か貢献したいと願うようになり、24のジオサイトに対して楽しみ方とストーリーのあるテーマパークの研究を始めた。

 

竹内 慎治氏『ジオトープ』・要旨

新潟県の西端に位置する当青海地域は、糸魚川世界ジオパークの中にあり、自然の価値が世界的に高く評価されている地域である。特に、翡翠や石灰岩の産地として有名である。また、田海ヶ池に代表されるように、日本有数の多種多様なトンボが生息する地域でもある。本研究の目的はこのような価値の高い自然の保護と子どもたちへ環境教育にある。本研究では、地域の地質や生態系に配慮しながらジオトープ(地形・地質を中心に考えた空間)を造成し、田海ケ池に生息する貴重なトンボの補助的な繁殖地としての機能をもたせるなど、地域の自然を再生する取組を行う。そして、ジオトープ造成後の生態系の変容を継続的に観察することにより、ジオトープがトンボの補助的な繁殖地としての機能を果たしているかどうかなどを検証していく。また、このジオトープづくりを通じて、子どもたちの地域の自然への理解を深め、自然保護への意識を高めることにより、将来のジオパーク活動推進を担う人材育成につなげていく。

  

堀田 須美江氏『誰でも行ける癒しのジオサイトに関する考察と研究』・要旨

新潟県糸魚川市はフォッサマグナの大地と、日本海気候独自の風土から、生態系の特異性と多様性、更にはその地域に育まれた文化の独自性など、大地の歴史的遺産として2009年世界ジオパークとなった。この大地の公園については地形や地質の異なった24のジオサイトが構築され、人々を楽しませてくれる。こうした背景の中で「公園」としてのfamiliarityと「healing」の大切さ、即ち「誰でも行ける癒しのジオサイト」について世界ジオパーク認定都市として考えたいと願った。又同時に、文化交流都市として、この課題に対して著者自身も出来る事から取り組みたいとも考えた。この結果、著者自身が体験してきた山歩きや福祉の仕事に携わって来た経験地を基に、誰でも行ける癒しのジオサイトについて計画案を作り、物理・心理・史実の側面から考査を行うことで、ジオサイトの保護と利用・持続可能な環境計画・環境教育の一角を形成できればと願い、ジオツーリズムのコースについてプロトモデルを考案する研究を試みた。

 

山本 愛一氏・マイコミ平の千里洞における植生の観察と今後の展望に関する研究』要旨

著者の暮す横地地域は新潟県糸魚川市にあり、平成21年8月22日に日本で初めて世界ジオパーク(糸魚川ジオパーク)に認定された自然豊かな環境の中にある。特にここ横地はジオサイトの一つであり、「マイコミ平」のすぐ麓にある全戸140戸の集落として形成されている。このマイコミ平とは、全山石灰石でできている黒姫山の裾野にある標高700mの盆地のことを指す。この場所も石灰石で形成されており、山口県の秋芳洞と同じく鍾乳石等がある地域である。マイコミ平の特徴は日本で1位から4位までの深さを独占する竪型洞窟が存在することにある。さらに、この竪型洞窟の一つに「千里洞」があり、この洞窟より吹き上げる冷風による影響が、周辺の植物の生態を低いところほど高山性の植物(標高2,500m級)を分布させるという不思議な箇所として、大変希少な地形価値が見られる。

昭和51年にこの竪型洞窟の調査にケイビング隊が入洞したが、想定していた以上の大雨のため竪穴の中で身動きが取れなくなったことがある。この遭難事故によりマイコミ平への入場が許可制になったことから地元の人たちも入場できなくなり、この素晴らしい自然があるマイコミ平が簡単に見られない状況となってしまった。地元で暮らしている著者たちにとって、もっと気楽にマイコミ平に入場し、地元にこんな素晴らしい自然があることを認識していただき、また沢山の方々にマイコミ平を知っていただくことで、地域の活性化に寄与できればと思い論文のテーマとして取り上げた。

 

山本かずみ氏・『里山を活用した糸魚川ジオパークにおける生きがいネットワークに就いての事例研究』・要旨

 近年、高齢化が進み、いたるところに空き家や売り家が目立つ。田畑は荒れ、山林は手つかずで放置され、若者は都市へと移り住み、ふる里へ戻りたいと思っても働く場がない、と親の側からも子の側からも多数の声が聞こえる。人々は先行きの無い漠然とした不安の中で現状に喘ぎながら生きている。著者の住む高畑地区においても高齢化や核家族化が進み、年齢別の人口比率は、0歳~18歳までの就学世代は15%、19歳~55歳までの就労世代は23%、56歳~70歳までの熟年世代は33%、71歳~のシニア世代は29%と増々高齢化に拍車がかかっている。その中で老いも若きも元気に生き生きと生活し、豊かで充実した人生を創造することができれば、自ずと地域全体の生活化が図れ、その先には医療や介護、イジメや鬱など世の中に蔓延している諸問題も自然と解決の方向へと向かっていくのではないかと考える。世界ジオパークに再認定された糸魚川地域に住む著者として、この恵まれた自然に感謝し恩恵を享受しつつ真に豊かな未来へとつなぐ一つの糧として、この考察を重ねた。


 

 

本日で一年間の最終講義を終ります、名残惜しく、少し淋しい気持ちです。

知的冒険の旅を一年間、ご一緒していただき、有難うございました。

おかげ様で今年度も大変優れたジオパーク学の蓄積がかないました。

同時に多くを学ばせていただいた事に、厚く御礼申し上げます。

日々の皆様の御尽力と御協力に心より感謝いたします。

どうぞ今後とも、御指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

平成25315日・糸魚川ジオパークカレッジ・講師一同

 



§5・平成26年度糸魚川ジオパークカレッジ

平成26年度のジオパークカレッジと附属研究室の概要

写真は平成25年度のクライマックスシーンです。

さて、再び知的冒険の旅が始まります。

今年度井戸のような博物誌が書かれるか楽しみです。

 

 

受講システム一覧(本年度より、新規受講生とОB・ОGが参加しやすい3つのシステムを作りました)

一般受講生

新入生を対象に、一般カリキュラム全般・特別講義全般・論文ゼミ・論文製作を、必修と選択で受講

研究院生

卒業生を対象に、論文ゼミ・論文製作・研究ゼミ・研究参加が必修となり、後は選択で受講

研究員

主に卒業生を対象に、講師と研究室などの応援及び、上記カリキュラムの自由受講

 

年間活動一覧(年間を通じて、主に下記の様な3つの活動を予定しています)

時期

一般講義(座学)

特別講義(野外)

付属活動(付属)

前期(5月~9)

・主に人と自然の関り、自然力との共存共栄、保護と利用、持続可能な環境計画、環境教育等について、ジオパークでの基礎的な取り組み方を学びます。

・ジオツーリズムとして、大地・生態系・人文を題材に、アロマセラピー作り、化石探検、翡翠散策、アウトドアと災害に対する活動技術の習得等をレクレーション要素の中でおこないます。

・第1回オープンカレッジ開催

・糸魚川ジオパークカレッジ研究室として、地域活動の活性や生きがいを構築する研究の開催

・大学、省庁、都市部の企業への事例提供による活動広報の展開

・アウトドアと防災を題材にした、市内小中学校への出前教室の開催

中期(10月~12)

・具体的に糸魚川を題材とした、実践や応用の事例を学びます。

 

・ジオツーリズムとして、ヌナガワヒメ探訪遠足をおこないます。

・ジオパーク検定の勉強会を行います。

・第2回オープンカレッジ開催

・糸魚川ジオパークカレッジ研究室として、地域活動の活性や生きがいを構築する研究の開催

・ジオパーク検定in東大

・大学、省庁、都市部の企業への事例提供による活動広報の展開

・アウトドアと防災を題材にした市内小中学校への出前教室の開催

後期(1月~3)

・論文ゼミ

・ジオパーク歌会始

・論文の個別面談を行います。

 

・第3回オープンカレッジ開催(論文発表)

・糸魚川ジオパークカレッジ研究室として、地域活動の活性や生きがいを構築する研究の開催

 

 

 

 

 

糸魚川ジオパークカレッジ

 


オープンカレッジへようこそ


本日はお忙しい中、オープンカレッジに参加して頂、誠に有難うございます、講師一同心よりお礼申し上げます。・・・・・・(左の絵はムーミン谷の原画です、おさびし山と明星山は似ていませんか?)・・・・・・・・・・・余談をお許し下さい。

私達が林学者としてのジオパークとの出会いは2008年、人と自然の関わりをテーマに環境資源のポテンシャルを見出す為に研究調査を目的として糸魚川に来た事が始まりです。

そこで感じた事は、複雑に折り重なる地形や地質の大地、多種多様な生態系5つの谷毎にある独自の文化、そしてこれらが集合して街を形成する前例の無い不思議な空間でした。

それは、霞と瀑布の風土が何処か懐かしく、そして冒険に出かけたくなる思いは、子供の頃に見た絵本の中の不思議な世界が実在したことを実感したからだと思います。(フィンランドの民話に出てくる不思議なムーミン谷を同時に5つつみつけて、戸惑うスナフキン状態でした。)

地元のお力添えで無事に一年間の調査を終えた私達は、あまりの資源の豊富さにこの街に留まり、知的冒険の旅の終点として、そして同時に全ての知的冒険の旅の始まりとして、共に学び、共に研究氏、共に分かち合おうと2012年、糸魚川ジオパークカレッジを開校させて頂いた次第です。

ゆえに、この街の大地・生態系・文化、そして皆さんが主人公であり、私達はそれぞれの物語のお手伝いをさせていただく優秀な助手でありたいと願っています。

 

お話のまとめ

・大地があり、生態系が生まれ、文化が育む自然界の摂理から、ツーリズムの先にある個々のアカデミズムを見つけ、更にその先にある生き甲斐やステータスを探す知的冒険の旅を行います。

 

・世界ジオパークの街から、地域全体をキャンパスと考え、遊びを真面目に学問する事で糸魚川ジオパークカレッジを文化交流のコアとして、人と自然の関わりの先にある、自然力との共存共栄を求めます。

 

 

・「糸魚川ジオパークカレッジ」から「ポーランド共和国の森の白魔女教室」「被災地を森から元気する住田ふるさと夢学校」へ、保護と活用、持続可能な環境計画、環境教育の発信と文化交流を行い、文系と理系の新領域を創生してゆく学問です。

 

 

6月14日糸魚川ジオパークカレッジ『環境デザイン統合教育』

 

第一回目のカリキュラムは「環境総合教育」と題して今年の5月15日に東京大学にて「糸魚川」を題材に行った人と自然の関りや、自然力との共存共栄講座について、そのままお伝えいたします。1学期に行う保護と利用・持続可能な換環境計画・環境教育に就いてこれからお話しする基礎部分になります。

 

自然公園法制定により『優れた自然の風景地を保護すると共に、その利用の増進を図り、国民の保健、休養及び教化に資する事を目的とする』とした方針から半世紀が過ぎています。

自然公園や、関連する地域についても「保護と利用」の見直しや、新たなる展開が必要な次期に来ていると考えられます。

今後のランドスケープに於いては、自然環境とそこにある人文環境の資質を踏まえた上での「持続可能な環境計画」と同時に、利用者自らが生甲斐として環境活動の様な計画や設計に参加し、さらに実際の環境整備や管理活動を実践する自然環境利用型のニーズが高まっています。

本日はこれらの部分について、各地で実践として行ってきた環境デザインの実例をお話します。

 

先ず、上記に記したキャラは環境デザインの一部です。

(糸魚川のキャラを十二分に現しているということです)

そして、大切な事は、これら環境デザインはどんなに小さくとも必ず調査・解析・研究・計画・ランドスケープと順を追ってゆくことが基本手法であり、有効な近道と考えています。

 

近年に於いては、経済優先主義が環境や参加者を無視して、いきなりランドスケープを行い、大切な自然環境を破壊してしまい、更には隣接する街や文化や産業までもスラム化の構造をたどらせてしまう例が多くあります。

 

糸魚川ジオパークカレッジ628(2)カリキュラム 

1時限目・宮(ジオ造園学)

一学期は少し堅苦しい話をしますが、基礎学として後で役立つので聞いて下さい。

 

前回までのお話・・・

614日糸魚川ジオパークカレッジでは『環境デザイン統合教育』の話について行いました。

人と自然のかかわりとは何か、その中で造園学とは何か、そこで糸魚川とはどのようなところか、ジオパーク学とは何か、全力との共存共栄とは何か、といった話をさせてもらいました。

 

さて、これらについては科学・心理・史実を使い基礎的な手法の把握から1学期の造園学やジオパーク学の基礎として全五回の座学を以下のカリキュラムを行います。

 

     「人と自然の関わり」から「自然力との共存共栄」

     「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」

     環境におけるハードとソフト・自然と人文・正の数値と負の数値。

     MAB計画とゾーニング手法。

     磯崎式3軸環境評価手法(物理・心理・史実の3軸による環境解析手法)

 

本日は「人と自然の関わり」から「自然力との共存共栄」です。

この事例を述べれば、上記写真の糸西地区『魚付林』の看板です。

海は山のために、山は海のために。

海が風邪をひくと、山は大病になります。

山が擦り傷を負うと、海は大怪我をします。

この看板は海は山を思いやり、山も海を思いやり、

互いに自然の摂理を大切に、尊重し合い、共存共栄をしてゆく考え方です。

海から上る雲が山に雨を降らせ、川がネラル豊富な水が豊な魚場を作ります。

糸魚川ならではの共存共栄哲学です。

 

2時限目・ゲスト講師・竹ノ内先生(生態系と人文を育む糸魚川の地形と地質)

3時限目・寺崎(ジオパーク検定に向けて)

 

 

 

糸魚川ジオパークカレッジ712(3)カリキュラム

糸魚川で発展した「自然力との共存共栄」に関して、保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」の概念についてお話しました。

 

 

造園学(旧林学)

 

ジオパーク学(新領域創生)

「保護と利用」

その地域の自然環境や人文環境を守り継続し、その恵みによる恩恵を受ける事。

「保全と活用」

「持続可能な環境計画」

その地域で継続している環境から、長所を見付け、地域産業の経済を活性させる形で、その一部を保全や継承に繋ぎ、文化的な交流を次世代に受け継ぐ事。

「観光と文化交流」

「環境教育」

その地域の風土から学ぶ生きた学問を構築し、理系や文系の基礎体系を構築させ活用する事で、地域における応用学として発展させる事。

「教育」

二時限目は論文なんて怖くない・・・・というお話です。

「論文なんて怖くない」・・・・「卒業記念文集のようなもの」・・・・「糸魚川に就いてご自分達の身近な事で興味の在ることを話してください」・・・・・・「皆さんが主人公で好き勝手な事を言ってください」・・・・・・「後は論文慣れした講師陣が助手として完全フォローします」・・・・・・「安心して楽しんでください」

 

即ち、糸魚川に関係したマイワールド客観的に表現(講師を頼って)する・・・というお話でした。

三時限目はジオツーリズムのお知らせと、上記内容について写真やスライドを見ました。

糸魚川ジオパークカレッジ7月26日(第4回)

本日は宮島先生をお招きして熱のこもった焼山のお話。

なんと焼山は3000歳の若い山で、活火山です。

地形や地質の場合「年」を「円」に変えると解かりやすいとの事です。

(例えば翡翠5億年、焼山3千年を、お財布の中に5億円入っているか、3千円入っているか考えればわかりやすいとのことです。・・・・確かに納得デス。)

この火山帯は北海道から日本海側の東北、そして糸魚川からフォッサマグナを通って伊豆に繋がっており、伊豆七島に繋がります。

後、日本では九州方面に点在しているという事です。

つまり火山帯とは太平洋側の東北と西日本や四国には少ないという事です。

さらに大地震と火山活動の関係が古代より記録されているようです。

もし糸魚川で焼山が再噴火したら、北側と南側のどちらかに溶岩が流れる可能性が地形から想定されています。

しかしご安心ください、現在糸魚川には地震や火山の予知が出来るシステムも整っているとのことです。

又、若い山と歳を取っている山を見分ける方法は山肌の皺を見ると解かるなどの、愉しい地形ウオッチングのお話もしてくれました。

宮島先生、有難うございました。

 

本日のその他の講義は環境の六分類と比較です。

ハードソフト(物と行為)

自然人文(自然界と文化)

正の数値負の数値(自然遺産や文化遺産と負の遺産のような捉え方)

上記の事柄から、自然があり、文化があり、経済や利用や公害などとの配慮とバランスが必要とした考え方です。

糸魚川の事例・・・・・・

大地があり、生態系が生まれ、文化が育まれる=全て風土としての大切な資源ということですね。

 

7月27日・第一回糸魚川ジオパークカレッジ・ジオツーリズム

今回はアドベンチャーツーリズムです。

小滝翡翠峡のさらに奥地、土倉沢付近に来ています。

 

本日のメニュー

・糸魚川に見る安全な地形と危険な地形

・森の危険動物の予備知識

・緊急時に役立つタンカの作り方

・梃と滑車の原理によるロープワーク

・河川の横断方法

 

おまけ・・・

化石見学

火お越し(レンズを重ねると簡単に日が就きますが、悪天候の為実験できませんでした。ガッカリ)

 

皆様お疲れ様でした。

写真提供(松澤氏)・・・・ご協力有難うございます。

20142回ジオパークカレッジツーリズム・翡翠探しの旅

目的1必ずマイヒスイを発見しましょう。

目的2・翡翠には様々な姿形があることを体験しましょう。

目的3・自然界には様々な地形の動きや法則があり、糸魚川の不思議を堪能しましょう。

目的地・1姫川の未開の場所、2青海川の秘密の場所、3とっておきの海岸、の何れかです。

(目的地については天候の状態やウルルの危険性を避けるため、当日決定します)

注意・必ず濡れても良い格好(特に靴)で来てください。

注視1フォッサマグナミュージアムで発行されている「翡翠探しテクニック」のチラシに従って探せば必ずヒスイは発見できます。実際私がそうでした。しかし素人の私は最初の頃苦労しましたが、経験をつむごとに「翡翠探しテクニック」のチラシに書かれたノウハウの偉大さを感じており、成果も上がってきました。当日はその学習過程を少しお話します。

以下一部の参加者の結果です。(鑑定済みの報告)

瀬下氏・5個中3.5個が翡翠、植講師・4個中1.5個が翡翠、宮8個中2個が翡翠

(0.5は部分翡翠又は半分翡翠です)

 

次回は8月23日は、茨木先生の化石探しの旅です。(午後1時、勤労青少年ホーム仮駐車場)

皆さん是非、イトイガワザウルスを発見してください。

小林氏の発見した化石を鑑定する茨木先生
小林氏の発見した化石を鑑定する茨木先生

8月23日・糸魚川ジオパークカレッジツーリズム・化石探しの旅

という事で今回は・茨木先生のご登場です。

早速座学を開始して頂きました。

糸魚川における、古生代・中生代・新生代のお話、糸魚川における様々な地層にはまれにさらに古い地層の化石が発見されたりするそうですが、これは海が隆起して陸になるする際、古い地層も連れてくるという不思議な現象によるそうです。

又、糸魚川に於いては土倉沢や大所や境川上流にある黒い石の中にある化石と、青海や黒姫山で見られる白い石の中にある化石があり、時として4億年前の生物が発見されることもあり、新種の可能性も秘めています。(という訳で今回は、黒い化石のある谷へ出かけました・場所は、ナ・イ・シ・ョ、詳しく知りたい方はカレッジに参加して論文を書きましょう)

実際小学生が,フォッサマグナミュージアムで見つけました。

そうすると発見者のなまえもはいりカッコいい名前がつくわけで、さらにその後に研究者の名前も入ったりして、本当は凄く長い名前になるそうです。

つまり学者たるもの,ネーミングセンスも求められています。

もし恐竜の化石が見つかって、新種だったその時は茨木先生、宜しく御願いいたします。

座学のあと、これから探検に行くということは、勿論糸魚川で今後恐竜の化石が発見される可能性は大ということです。

そこで茨木先生に、恐竜化石の見つけ方をお尋ねしたところ、「歯」は残っている可能性も高く,光っているので比較的見つけやすいとのことです。

又,アンモナイトのあるところは海竜(首長竜のようなタイプ)の化石が出る可能性も高いとのことです。

※・尚、上の写真は、小林氏の発見した化石を茨木先生が鑑定しているところです。結果はベリーグッドな化石でした。

茨木先生,本日は愉しいお話と化石探しのアドバイスを頂、有難うございました。

 

 

皆さん子供に戻り、時を忘れて探しています。
皆さん子供に戻り、時を忘れて探しています。
果たして、糸魚川l竜は発見できたか?
果たして、糸魚川l竜は発見できたか?
竹内講師の講義風景
竹内講師の講義風景


9月13日・糸魚川ジオパークカレッジ
カリキュラム

 

1時限目・・・宮講師

 

「ゾーニング」と「MACROMESOMICRO」と「MAB計画」

 

①・Zoning(ゾーニング)とは・・・・簡単に言うと、「地域資源空間の区分け」と考え、例えば東京ディズニーランドのテーマパークゾーンや、糸魚川の24ジオサイトのことで、環境資源をゾーンごとに区分けする作業を言います。

 

②・MACROとは、遠景やパノラマなどの望遠空間・MESOとは、実際に人が佇み体験するヒューマンスケールの空間・MICROとは、人が直接視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚で体験する五感による対象物を言います。

 

③・MAB計画とは地域の希少な環境に対して立ち入る事も許されない特定地域や観察などの範囲で利用可能となる保護重視の地域から徐々に輪を広げ、畑や教室など観光資源として活用する地域、コミュニティーもかねる一般的な住宅地、そして左記に伴う地域産業発展地域など環境資源の活用を行い,持続可能な環境計画を構築する手法で,美の女神の名前からこう呼ばれています。

 

 

2時限目・・・竹内講師

ジオトープ・・・・・・糸魚川独自のジオトープスタイル

 

 

3時限目・・・寺崎講師

日本ジオパークの見聞録と我が町糸魚川

銚子の人口は6万人強、糸魚川の人口は5万人弱。

糸魚川市の面積10に対して銚子の面積は10分の一。

犬吠崎では風速15メート目を越えると灯台に登れません。

地元には熱いジオパークガイドがいました。

地平線が360度見えるタワーがあります。

海岸には徳合の五層地層の様な崖がつづいています。

千葉にお立ち寄りのときは一度見学してみてください。

 

糸魚川ジオパーク検定演習①

2014年になり、新に認定を受けたものや,改定した事もありますので,そこのところを勉強してください。

又、意外と間違えやすい問題は翡翠にはオレンジ色はあります(世界的に見て)が銀色はありません。

 

 

遠景パノラマの全体的な景観


遠景パノラマの全体的な景観

 

 

 


糸魚川ジオパークカレッジ
927(6)カリキュラム

 

1時限目 (ジオ造園学③・) 講師・宮

 ・「人と自然の関り」~「自然力との共存共栄」へ

造園学の基本的な考え方「人と自然の関わり」は、糸魚川の地で「自然力との共存共栄」へ発展しました・・これを糸魚川独自のジオパーク学として発展させ、文化交流都市の一環を担います。

 

・「保護と利用」「持続可能な環境計画」「環境教育」とは

保護と利用とは、人文や自然環境資源を守り、発信・交流・地域産業として活用する事です。

 

持続可能な環境計画とは、地域環境を未来に残し、その恩恵から地域産業も継続発展する事です。

 

環境教育とは、実践学を次世代に伝え、科学・芸術・技術力等を高め地域発展する事です。

 

・マクロ・メソ・ミクロ、3つの視点とは

全体を人の目で見渡せる遠景や風景などをマクロと言い、人が実際にたたずむ空間をメソと言い、人が五感で体験できる対象をミクロと言い、ものの見方や考え方における視点の範囲(対象やスケール)3段階に分けた手法と考え方です。

 

・ゾーニングの話

造園学や糸魚川ジオパークで行うゾーニングは環境の絶対的な保護を主体として、その周の保護規定について、段階を経ながら徐々にゆるくして利用頻度を上げてゆく計画で、1970年代フランスで自然保護手法として考案されたMAB(美や景観の女神の名前の略)計画を応用して用います。

 

・磯崎式環境評価3軸手法とは

造園学者磯崎邦夫によりX軸としての物理解析手法・Y軸としての心理分析手法・Z軸としての史実検証手法の3軸を総合的に用いて、各対象を分野毎に定量化することで総合的な質量比較から、地域環境資源に対する科学的な調査を行う手法で、地域環境ポテンシャルを客観的に発見することや、後の計画・ランドスケープ・アセスメントへ発展させる為の造園学手法です。

 

・環境アセスメントの話

基本的概念は「環境予測」という事です、地域環境に対して自然が破壊されれば元に戻す事は並大抵のことではなく、また文化が伝承できなければ永久に消えてしまう可能性がある為、保存・保全・継承をしながら共存共出来る様に100年先に何を残すか、そのための10年後をどう計画するか、さらにそのために1年間をどう過ごすか、という発想が環境アセスメントです。

 

2時限目・(糸魚川史実環境論③)講師・寺崎

「糸魚川ジオパーク検定」、の演習を行います。

 

3時限・(ジオパーク学③) 講師・宮

テスト・アンケート

 

造園学テスト・・・回答

氏名             

1・下記「 」の中に□の中から適切な言葉をえらび、当てはめてください。4点)

造園学の基本的な考え方「自然力との共存共栄」は、糸魚川の地で「人と自然の関り」へ発展しました・・・これを糸魚川独自のジオパーク学として発展させ、文化交流都市の一環を担います。

自然力との共存共栄()・・経済優位主義・・日本風景論・・森林美学・・環境アセスメント・・

自然優位主義・・3視点・・ゾーニング・・MAB計画・・人と自然の関り()

 

2・次の意味について正しい解説を線で結んでください。(6点)

持続可能な環境計画とは、

地域環境を未来に残し、その恩恵から地域産業も継続発展する事

環境教育とは、

実践学を次世代に伝え、科学・芸術・技術力等を高め地域発展する事

保護と利用とは、

人文や自然環境資源を守り、発信・交流・地域産業として活用する事

3・マクロ・メソ・ミクロの3つの言葉を適切な部分に当てはめてください。(6点)

全体を人の目で見渡せるパノラマ風景などを「マクロ」と言います。人が実際にたたずむ空間を「メソ」と言います。人が五感で体験できる対象を「ミクロ」と言います。この手法で地域資源等を測る際、物の見方や考え方における視点の範囲や基準を3段階に分けて整理しています。

 

4・造園学で行うゾーニングに必要なMAB計画で不正解に×を記して下さい。(4点)

①環境の保護規定にたいして段階を経ながら徐々にゆるくして利用してゆく手法。

②街の駅・幹線道路など経済の主要部分に他県から大型店を誘致し環境破壊から経済活性します。

MABの意味は美や景観を司る女神の名前を用いています。

MABの意味はマネー・アンド・ベーシックの略です。

5・磯崎式環境評価3軸手法について、正解に○を記して下さい。(6点)

①磯崎式環境評価手法は物理解析軸・心理分析軸・史実検証軸の3軸を総合的に考えます。

3軸から得られた定量数値の質量から、地域環境資源に対する科学的な定量調査を行います。

③地域ポテンシャルを発見し後の計画・ランドスケープ・アセスメントを助ける目的があります。

 

6・環境アセスメントについて次の下線部分の空欄を埋めてください。(8点)

基本的概念は「環境予測」という事で、保存・保全・継承をしながら100年先に何を残すか、その為の10年後をどう計画するか、さらにその為に1年間をどう過ごすかという発想が環境アセスメントです。

 

7・糸魚川の風景や抒情を自分流に歌として一句詠んで見ましょう。(68点)

(愚例1)・・・松葉越し 空の遠くに 夏の風・・・七光柊二

(愚例2)・・・駅降りて 昔思へば 城の川 瞼閉じれば 童呼ぶ声・・・七光柊二

上記の愚例を見て自信をもって作りましょう。五.七.五でも、五.七.五.七.七でも、どちらでも自由です。又、季語はオリジナルを作ってもかまいません。

 

皆さん大変素晴らしい作品を残してくれました。

 


アンケートの結果

おかげさまで前半3分の1が無事過ぎました。今後の「糸魚川ジオパークカレッジ」を皆様とご一緒に、より楽しく、実のあるものにしてゆく為のアンケートにご協力ください。

  

問1・先ず、講師らによる反省会の結果、糸魚川ジオパークカレッジに関する修正点を考えてみました、下記の内容について如何ですか、無記名にてご意見をください。(講師側の心配事です)

 

1・カリキュラムに就いてのガイダンスが時間不足の為、皆さんの把握が不十分かもしれない。57%

説明が不十分ですみませんでした。2学期・3学期の初めに今期のカリキュラム(講義)の概要を今一度説明させて頂きます。

2・各カリキュラム別の内容(流れ)について説明が不十分かもしれない。42%

今後は各カリキュラム(6回程度)ごとに「背景と目的」や「意味と意義」なども付属して説明いたします。 

3・講義内容が抽象的な為、広がりすぎる感じ、事前に分ればもっと理解し易いかもしれない。57%

申し訳ございません、特に一学期の造園学は広い範囲で環境を考える為の基礎学力を主体としました、2学期以降その応用から糸魚川に限定して話を深く進めてゆく意向です、最後にはファーストアプローチから論文までの全てがリンクしている事が理解して頂けるよう努力いたします。

4・講義内容が何処で二冊の教科書とリンクして居るのか戸惑ってしまうのではと心配。28%

この辺について一学期は意図的にあまり教科書を使いませんでした、基本的には広く浅くから、狭く深くといった感じで、2学期以降本格的に教科書を使って行く部分が増えますので安心してください。

5・難しい言い方や、始めて聞く言葉も多く、メモを取る事に集中して話を聞けないかもしれない。50%

すみませんでした、専門用語はなるべく使わず、使う場合は後で補足をつけたりする講義を心かけます、場合によっては「環境用語解説辞典」の発行や専門用語解説コーナーを考えます。

6・毎回の授業毎に何をやったか忘れてしまうので後で記録を最確認出来たらよいかもしれない。28%

現在プリントなどで補足を行っておりますが、同時にカリキュラム内容を要約してインターネットに掲載して行きます。

7・論文と云われるとプレッシャーに成るので卒業文集以上、学術論文以下とした方が、気が楽。28%

絵日記・感想文・受講日誌・近隣環境報告といった感じで、気楽に語っていただいてかまいません。大切なのは受講生の皆様個々のオリジナリティーであり、その後客観性を講師陣が論文化にするチームプレーの作業と考えていただき、どうぞ講師陣を積極的に活用して頂ければ幸いです。

 

問2.・次に、受講される方々の感想をご記入ください

 

カリキュラム内容は面白いですか、つまらないですか、○で示してください?

大変つまらない0%・つまらない0%・少しつまらない25%・どちらでもない12%・少し面白い25%・面白い25%・大変面白い12

講義の内容は、理解し易いですか、理解しにくいですか、○で示してください?

大変難しい14%・難しい14%・少し難しい0%・どちらでもない0%・何となく解る14%・解る%・42良く解る14

会場(教室)の雰囲気は、参加しやすいですか、し難いですか、○で示してください?

大変参加し難い0%・参加し難い0%・少し違和感がある0%・どちらでもない0%・少し慣れた28%・参加し易い28%・大変参加し易い42%・

全体的に「面白い」「解かる」「参加しやすい」とした部分に集中しています。

又、参加しにくい方がいなかったことがとても嬉しく有難い事です。

但し、「少しつまらない」「話が難しい」と感じる方のご意見は大切な事で、この部分は講師陣の努力と講義の進め方の工夫で改善できる部分も多いと感じています、今後一層の頑張り結果を残せるよう心がけますので、どうぞ宜しく御願い致します。

 

 

3・最後に、今後「期待する事」や「改善してほしい事」など有ればお書きください。

ぜひ、糸魚川ジオパーク大学としてキャンパスを持つ四年制大学として成長してほしい。

私も願っております、その時は皆さん先生です、宜しく御願いします。又、皆さんの論文や発言の蓄積が研究機関や教育機関としての実績を後押ししていますので、どうぞ宜しく御願い致します。糸魚川に大学を・・・当カレッジの目標でもあります。

受講生を受け入れやすい工夫が必要(論文なしの数回参加コース、12期生の友人に宣伝してもらう、上越市にも宣伝する。)

今後の発展にとても大切な部分です、現在オープンカレッジの受け入れを試みていますが、この辺は参加しやすいカレッジというスタイルで、当ゼミで討論会を行っても良いかと思います。

今後も続けて生徒として勉強したい。

皆さん優秀なので落第は難しいと思いますが、研究院もでき、ОB・ОGによる研究会も立ち上げていますので、ご活用いただき、お互い永いお付き合いで学びあいましょう。

欠席者が多いようですが、どんな理由なのでしょう。

実は私たちも心配しています。一つには仕事を持っていて自由が利かない事があります、又院生について1学期は選択事業をとっていない場合があります、後の方は不明ですが心が折れている場合があり、カレッジとしてフォローしなくてはいけないと考えています。

教室の外に出てジオパークを回り、その他についても勉強したい。

今年度は年五回のジオツーリズムを計画していますが、この辺を活用してジオサイトを毎回一つ回るなどの工夫を検討します。(前回のスピリチュアルツーリズム+不動滝ジオサイトのようなスタイル)

ジオサイトの各所(24ヶ所)の詳細をもっと知りたいと思います。

上記同様に今後の課題として工夫して行きます、今後の方向としては【知的冒険の足跡】にしるされた各サイトの内容も複合してお伝えして行きます。又、各自の論文が糸魚川について書かれてゆく予定なので都度題材となるサイトについても特徴など語って行ければと考えております。

マクロに見る環境のことは考えても見なかった事というか、よそ事と考えていたので、ちょっと斬新でした(難しかったですが・・・)

マクロの世界にようこそ、大歓迎です。糸魚川には横に広がる雄大なパノラマ以外にも、縦の仰俯角、水平線と地平線(スカイライン)、水蒸気と気流のなかの風景があり、風光明媚です、このような専門分野について解かりやすく説明するため講師として今後のスキルアップを心がけて行きます。(早速上記は専門用語が多いので後で説明します。)

保護と利用の利用部分について今後とも具体的に話が聞きたい。

2学期以降は知的冒険の足跡を使い利用の部分についての事例や、実際の古民家活性計画などについても触れて行きます。又、院生ゼミとして第2土曜の夕方から行っている糸魚川ジオパーク研究室では具体的な環境資源の活用を主として開催しております。個々は研究院生と研究会員の合同ゼミ(といっても飲み会もあります)になっていますが、自由参加です。宜しかったら是非ご参加ください。

カレッジというと難しく感じましたが、実際は自分がもっと理解していればもっと愉しい講座になるような気がします。

この辺については、受講する側よりも講師陣の努力と工夫が必要かと思いますので、ゼミなどの機械にご意見をいただけると大変参考になります、宜しく御願い致します。

もっと大勢の方に参加して頂きたいと思います。

3年目の試みとして、オープンカレッジや糸魚川ジオパークカレッジ研究室(院生ゼミ+研究会員フォーラム)など広く参加できる試みを開始しています、今後試行錯誤の部分があると思いますが是非お誘い、ご参加ください。

 

                ご協力有り難う御座います、今後の参考にさせて頂きます。

 

糸魚川ジオパークカレッジツーリズム9月28日(第4回)カリキュラム


今回は、スピリチュアルツーリズム

糸魚川のハーブで、アロマとポプリを作りましょう

      ヒーリングスポット・森に月光浴に出かけましよう。

 

場所(集合)

糸魚川市勤労青少年ホーム・・・・何時もの場所ですが教室の方です。

 

場所(対象地)

基本的に長者が原付近を予定していましたが、今回志向を変えて糸魚川ジオサイト不動滝の近くにある、失われつつある原風景「菅沼集落の廃校付近」の森に行きませんか?(あの付近は結構パワースポットです)

 

日時

28日の16時頃より教室で蝋燭作りはじめます。(宮は15時頃より準備しています)

17時より出発・1730分現地到着

1730分から19時頃まで白魔女のお茶会

1930頃撤収

20時教室に戻り解散の予定

 

行為

アロマ作り・ポプリ作り・蝋燭作り

糸魚川の森でムーンセラピー

糸魚川のヒーリングスポットで白魔女のお茶会ピクニック

 

持ち物(注意)

寒かったり雨が降るといけないので上着(おまかせ)

野原を歩きやすい靴(おまかせ)

虫除けスプレーなど(おまかせ)

 

お菓子や飲み物おにぎりなど各自自由です。

 

スピリチュアルツーリズムのポイント

・月夜の晩に森に出かける事。

・その森がパワースポットとして森林セラピーが出来る事。

・白魔女さんの云い付けどおり、水・風・火・土・月と仲良くして、感謝する事。

・地元の森から集めたハーブなどからアロマとポプリを作る事。

・そのハーブとアロマを利用してキャンドルを作リ、持って行く事。

・更には,里山で集めた果実を使ったジャムを持って行きハーブティーを楽しむ事。

・内緒で白魔女さんのお酒(ポーランドのお酒ズブロッカ)を少し持ってゆく事。

・夜が深ける前に皆さんで仲良く無事に帰ること。

・最後におまじない【Proszę, upewnij się że nie przysparzasz innym problemów i staraj się być pomocnym`(先ず万物の迷惑に成らない事を確かめたならば,何事も進んで人の役に立て)】と唱える事

 

今回の菅沼地区は素晴らしい森・里山・集落・廃校・月とそろった環境ポテンシャルを持っています。・・・・・絶対お勧めセラピースポットです。

今回は猪俣さんが教えてくれた秘密のスポットへ、先ずはピクニックの準備
今回は猪俣さんが教えてくれた秘密のスポットへ、先ずはピクニックの準備
森の収穫物を使い、森林とアロマと月光浴のセラピー開始
森の収穫物を使い、森林とアロマと月光浴のセラピー開始
これで皆さん森の力を取り入れ心身ともに健康に成りました。(撮影協力松澤さん)
これで皆さん森の力を取り入れ心身ともに健康に成りました。(撮影協力松澤さん)


糸魚川ジオパークカレッジ
1011日カリキュラム

 

1時限目 (環境社会共存学①環境のハードとソフト・正と負・自然と人文、魔女文化等) 糸魚川と自然力の住まい・・1講師・植

1・比較・・・東京都内と糸魚川市

 都心部の住まいは、家が多い・・・家と住まいの相違点

 ① 家は、器と考えられるつまり箱と言える建物。

   都心の建物の考え方は、安くて早く出来上がれば良いと言う考え方をしている人が多くい

   ます。(世代別 30代・40代・50代・60代)概算では、各年代別に100%に対して以下の

   表になります。(表-1

世代

家は早くて安い方が良い

住まいは人が優先される

建物は長持ちで丈夫が良い

30

70

30

100

40

60

40

100

50

50

50

100

60

40

60

100

又、100年住宅を歌い文句にした企業もあります。 更に、いくらなら安いですか?(表-2

世代

いくらなら安いですか?

最低住宅ローンは35年が多いです。

30

880万円代又は、以下ならさらに良い

30+3565

40

1200万円代

40+3575

50

1500万円代

50+3585才ローンは80才まで

60

2000万円代

60+3595才ローンは80才まで

ここで、変なことに気がつきませんか?

 ※安くて丈夫な建物が欲しいと言っています。しかし、車や衣類やバッグや時計などブランド品は、高額(10万円以上)でも買う人が多いです。(東京では)

● 東京では、省エネルギー住宅やオール電化住宅など建物の性能より設備の方が優先されてい

ます。住宅展示場の建物は、これらの設備を装備した建物が売れています。つまり、住み方は、家に合わせて住んでいるのです。これは、人が優先されずに暮らすことです。その為、都会では、ストレスが解消されずに、休暇は、自然が多いところへ出かけることになります。

今回の結果、東京方面と糸魚川を比較して、住まいは、糸魚川の方が多くあります。

それは、築200年を超える住宅が多くあり、皆さんが暖かい人が多くいるからです。つまりストレスが少ないと感じるからです。

 


2
時限目・ジオ資源活用論

(糸魚川産と糸魚川式、ジオ検定勉強会等)

わかりやすいジオ検定演習・知的冒険の足跡・講師・寺崎

 

・・・演習は教室にて、プリントを配布いたします。・・・

 

 


3
時限・ゼミ基礎・

(論文の基礎知識、実際の論文題材、要旨を簡単に書く方法等)

アンケート糸魚川マイワールド論文ゼミ・講師・宮 

アンケートの結果(前項に記しました)

 

 

 

 

糸魚川ジオパークカレッジ1025日カリキュラム


1時限目 (環境社会共存学①環境のハードとソフト・正と負・自然と人文、魔女文化等)・知的冒険の足跡・・1講師・宮・寺崎

2008年から2010年に掛けて、主に2009年のフォーシーズンを中心とした糸魚川の環境資源から環境ポテンシャルを発見する調査研究の成果と、糸魚川の楽しさや素晴らしさや、今後のコミュニティー展開に対する希望や、ランドスケープに於ける注意点を糸魚川の調査事例からお話します。・・・・・何故、糸魚川ジオパークカレッジが開校したかも最後には、ご理解(納得)いただけると思います。用語解説【環境資源・地域にある人文と自然が持っている素材】【環境ポテンシャル・観光、産業、文化交流等につながる環境資源の潜在能力】【コミュニティー・本校に於いては地域住民を主体とした発展型組織の形成体】【ランドスケープ・日本語に直訳すれば景観設計ですが、講義で環境を整え保護し活用する設計、計画、デザインを指しています】

・・・・・・教科書は「知的冒険の足跡」を使って説明します・・・・・・



2
時限目・ジオ資源活用論

(糸魚川産と糸魚川式、ジオ検定勉強会等)わかりやすいジオ検定演習・講師・寺崎



3
時限・ゼミ基礎・

(論文の基礎知識、実際の論文題材、要旨を簡単に書く方法等)

論文ゼミ・講師・宮

皆様ご心配されている方も多いと思われますので、勝手に出来上がっている方、又は出来上がりそうな方の論文ゼミを行い、完成させてゆく過程の感覚を確認してください。(論文強力内山氏・竹内氏・小林氏)


・・・・・・演習は教室にて、プリントを配布いたします。・・・・・

糸魚川ジオパークカレッジ118日カリキュラム

 

本日は糸魚川ジオパーク検定達人級合格第一号の横川先生が応援講演に来てくれました。

 

 

 

1時限目環境社会共存学②

(環境のハードとソフト・正と負・自然と人文、魔女文化等)

わかりやすいジオ検定演習・講師・寺崎

・・・・・・演習は教室にて、プリントを配布。・・・・・

 

2時限目・ジオ資源活用論

(糸魚川産と糸魚川式、ジオ検定勉強会等)

糸魚川の自然と文化のお土産・・・ジオ検定一週間前特別講座・等・ジオ検定なんて怖くない?と思って挑みましよう・・講師・横川女史

・土田先生の愛弟子、ヌナガワ学園ОG、糸魚川ジオパークカレッジО、ジオ検定達人級初の合格者の、横川先生をお招きしての話です。

糸魚川の風土について自然や文化の中に息づく素朴な資源からお弁当やお土産を提供できるのではないかと言う事で、横川女史がヌナガワ学園時代に土田先生の基で研究した論文を発表してくれました。

糸魚川の大地・生態系・文化を手のひらに乗る形でおもてなしを提供したいという楽しい計画の話です。・・・・・横川先生,どうもありがとうございました。


3時限・ゼミ基礎・

(論文の基礎知識、実際の論文題材、要旨を簡単に書く方法等)

糸魚川マイワールド論文ゼミ・講師・宮

 

猪又女史・『廃村になった分校のささやかな修復と今自分が出来る人と自然の関わりに関する研究』・記録系保全活用形態計画型論文

 

倉又女史・『糸魚川の民話に於ける子供たちへの風土継承に関する研究』・歴史系文化風土保存型コミュニティー計画論文

 

松島女史・『糸魚川ジオパーク浦本地区に於ける観光と漁業に関する伝統的生活工芸の研究』・地域特色調査系ランドスケープデザイン計画論文

 

【コミュニティーとは地元主体の活性組織を指しますが、今回は糸魚川の風土と物語を題材とした語り部と受け手による交流空間を指しています】

 

【ランドスケープとは景観設計や空間活用計画の意味ですが、そこにデザインがつく場合、具体的なデザインモデルを発表する又はdesignpatternなどの紹介や活用方法を提示する意味があります】





糸魚川ジオパークカレッジ1122日カリキュラム


1時限・環境社会共存学②

(環境のハードとソフト・正と負・自然と人文、魔女文化等の話)糸魚川の古民家と活用・講師・植


糸魚川の古民家や根知谷にある木造体育館の再生計画などについての可能性



2時限・ジオ資源活用論

(糸魚川産と糸魚川式、ジオ検定勉強会等)11/16、ジオ検定・ジオフォーラムも無事に終りました、今回はその反省と可能性についてお話します・講師・寺崎・宮

ジオ検定については、今回少し難しかったといったご意見もありました。

ジオフォーラムについては地域一丸となったジオ学としての環境教育がテーマ。



3時限・ゼミ基礎・

(論文の基礎知識、実際の論文題材、要旨を簡単に書く方法等)

糸魚川マイワールド論文ゼミ・講師・宮

さて、ジオパーク検定も終わりいよいよ論文ですが、決まった書式に皆さんの体験を書き込み、後は講師に分析をさせて、査読の上で修正を指示すれば出来上がりです。

という事で決して難しく考えずにもう一度順を追って論文の作り方を考えて見ましょう。

それでは論文の基本フォームを見てみましょう・・・論文の基本フォームを見るとこの様な感じになっています。

題名・その作者が糸魚川やジオパークに関ると判断すれば、コジツケでも何でも自由です。ただ論文ですので『・・・に関する研究』とか付けてください。

 

次に"The・・・・・"英語名ですが、これは英語でも題名が伝わる事を目的としていますので、必ずしも直訳の必要はありません、又英語では伝えきれない世界観も在ります。

 

名前は、五十嵐 正(Tadashi-Igarashiのようにそのまま日本語と英語で記します。

 

ここで次に出てくる概要ですが、本論分に於ける結論までの全てを200文字ないし400文字程度で記す部分で、あらかじめ本論文のもくじやストーリーを作っておく事が望ましいのですが、場合によっては調査研究の後結果を出せるものもあり、したがって必ずしも最初に出来てはいなくては行けない物ではありません。

 

Abstractとは、上記概要の英語版として、必ずしも直訳する必要はなく、むしろ外国の方がわかりやすい配慮を優先します。

 

キーワード:については査読者の検索を目的としていますので、今回の場合糸魚川ジオパークから初めて本文に関連しそうな単語をいくつか記述して行きます。

 

Keywordsについては Itoigawa Geoparkなど上記の英文化を行う部分です。

 

さて、ここから本文に入りますが、オリジナリティーがとても大切な部分であり、下記4つの章はそのオリジナリティーをまとめるための章立てとして、基礎構成アイテムと考えてください。(したがって必ず同じ章立てである必要はありません)

 

本研究の背景と目的、第1章に用いる事で自分の書きたかった成果やその題材、そして目的などを述べることでオリジナリティーへの世界を主観も含め説明して行きます。

 

本研究の対象と手法は、第2章に用いるこの部分では、第4章の主観に対して客観性のある公式(対象+視点+方法=結論の導き方を記す部分で、フローチャート等の表も用います。

 

研究調査の結果とは、第2章の結果を表やグラフも使い述べて行きます。

 

考察とは、最終章として最も大切な部分であり、オリジナリティーへの世界に対して客観的な解析結果と合わせてその成果を述べてゆく部分で、最も時間をかけて行う仕上げの部部分です。

 

本文となる基本的な章立てはここで終ります。!(^^)!

 

おわりにとは、編集後記の様な部分で客観的ではないが言いたい、又は言い足りない部分、感想の様な主観的な部分を自由に述べる項目で、書いても書かなくても論文として全てが自由な部分ですのでスペースがあればぜひ活用してください。

 

参考文献及び参考資料については、序章から最終章まで、論文作成に対して参考にした文献・聞き取り・アンケート・現地調査など客観的なデータ等を一定のフォームで記します。

 

以上で論文は仕上がります。

皆さん頑張ってください・・・というより楽しんでください。


糸魚川ジオパークカレッジ1213日カリキュラム

 

1時限目・環境社会共存学

糸魚川の地形や生態系には糸魚川独自の気候との深い関わりがあります。

本日は地形・生態系・気候の関係について糸魚川の自然環境を題材にお話します。

 

・・・・・・「知的冒険の足跡」自然環境資源とポテンシャルp7~・・・・・

 

空間要素とは、上記の風景要素とは違い、囲込空間(イニュウクウカン)の中にある空間独自の温度・湿度・香り・風景・日差しなど全ての環境資源をいいます。

囲込空間とは、人工的な閉鎖を行わなくとも自然の摂理の変化により外部と違う独自の世界を作っている空間(例・月不見の池・山村の集落・鎮守の森・翡翠峡・等)を言います。

ビューポイントとは、一定の条件下において対象とした風景が最も美しく見える場所です。

河川の原始性とは森林に産業・人口・自然・原生・原始林が在る様に河川も設定できます。

糸魚川気候とは、造語ですが雨のち晴れのち曇りの虹のち竜巻のち雪のち快晴と言った感じで(低気圧+高気圧+海+山)×複雑な谷地形=糸魚川気候

 

2時限目・ジオ資源活用論

・・・・・・本講義はプライバシーに配慮しつつリアルな画像を見ます・・・・・

『東北大震災(仮名)に於ける災害緊急時の実体と対処に関する現地視点からの考査報告』

平成23年3月11日、午後249分頃より東北及び関東地域を、最大マグニチュード9.2を記録する地震と、最大18メートルを記録する津波が襲った。

亡くなられた方々への御冥福を祈り、被害にあわれた方々への御見舞を申し上げ、合わせて一日も早い復興を心より願っている。

この『東北大震災』(同年3月14日現時点ではこの様な名で呼ぶ))に於いては、予想をはるかに超える天災による被害が生じて居り、同時に天災前後の人災に関する被害が否めない事も突出した形で見受けられる。その理由として、・・・・・・・・・・

・・・以下本文に入りますが、長くなるので省略します。

 

必要な方は原稿を送信しますので申し出てください。

 

 3時限・ゼミ基礎

自由テーマを400字で論文化する方法等

ジオパーク検定を振り返って

 

本日は論文構成について流れを400字程度で構成する(ストーリーのあるもくじ作り)をテーマに進めました。

下記のように新たな課題が発表され、地域特性のも力を期待できる研究になりそうです。

木嶋 照男氏・・・『浦本地区に於ける方言の伝承とフィールドに関する研究』

平野 悟氏・・・『糸魚川ジオサイトマイコミ平に於けるジオツーリズムの展開に関する研究』

・・・本講義に関しては、実際1時限目に行っています。

 

難問だった26年度ジオパーク検定を振り返って

この時間で主に行った事は、試験の反省会と来年に向けた対策ということで,寺崎講師による講義を行いました。

受験された方によると初級、上級、達人級と難問だったようです。

本日は特に、難問と感じた部分に対して回答の確認を行いました。

ご参加された方、ご苦労様です。

合格された方、おめでとうございます。

残念だった方,これをバネに来年頑張ってください。

当カレッジでは季節講義として、ジオ検定対策講座を毎年開催しています。

  

      12/21の土田先生ツーリズムは雪の為、探検場所の変更が在るかもしれませんが開催予定です。

     お約束した軍艦島と森に住むポーランドの魔女文化の話は3学期に行います。 

2014年度スピリチュアルツーリズム最終回・土田先生講演

12月22日

糸魚川ジオパークカレッジ・ジオツーリズム第5回は土田孝雄先生をお迎えして「ヌナガワヒメ探検」と題して講演を御願いしました。

土田先生,雪の中有難うございました。


先ずは、土田先生出演番組のおしらせ・・・・

日本最古の歴史・説話書,『古事記』(712)に高志(コシ)の国の奴奈川姫(沼河比売)が出雲の八千矛命(大国主命)との求婚歌謡で語られています。

2012年は『古事記』編纂1300年でした。

これを機に、もう一度「記」を読み直してみようと取り組まれたものです。

12月29日から1月3日まで毎日午前10時から11時まで、BSフジで流れます。

土田先生の出演は1月2日(金)第5回で「古代紀行ドキュメンタリー古事記の世界」で糸魚川能生地区岩井口で「奴奈川姫とヒスイ文化」を語ります。


番組名・古代紀行ドキュメンタリー(古事記の世界)

放送局・BSフジ

放送日・2014年12月29日~2015年1月3日ので毎日計6回

時間・ AM 10:00~11:00

土田先生の出演は5回目の2015年1月2日(金)です。


以上、おしらせです。



さて今回のツーリズム+講演の内容です。

上記写真のホワイトボードを見ていただくと解かると思いますが、姫とヒスイ文化の関係はとても大切です。

基本的な話ですが我国の歴史については『古事記』『日本書紀』『風土記』の順で書かれています。

『古事記』の「記」と『日本書紀』の「紀」は違う漢字を使っている事に私ははじめて気付きました。

又、『古事記』と『日本書紀』をあわせて「記紀」というそうです。

現在考古学も進み、最古のヒスイ文化発祥の地は糸魚川であるということが解かっています。

嘗てコシの国と呼ばれた糸魚川は縄文時代に大都市を持つ国家を形成しており,当時の文化の要として6世紀頃まで続いていたそうですが、なぜか6世紀から20世紀までの間空白の時間があります。

そしてこの6世紀までの文化については、鉄とヒスイの優れた加工技術と、これらに携わる独自の文化を古代人が持っていたことも明らかになっています。

このヒスイについてですが、有名な勾玉のt・a・m・aという発音には「玉」「霊」「魂」といった書き方もあり,精神的な世界を表す神聖なものとして崇められていたことが解かります。

現在でも沖縄のシャーマニズムに於いてはこの勾玉は文化として残っており、日本文化古代日本文化発祥の地が糸魚川ではないかとという歴史的な大浪漫を感じている次第です。

そして同時に糸魚川においてヒスイと古代文化は世界に誇れる財産であると,今回の講演していただいた内容とツーリズムから強く感じました。

是非N・H・Kには大河ドラマにして頂きたい題材です。

さて、ツーリズムの方ですが,今回はあいにくの雪ということもあり、山の中まで足を運ぶことは出来ませんでしたが,ヌナガワ神社・寺地遺跡・古墳群を持つ市内の三山のふもとを訪れるスピリチュアルツーリズムを開催して頂きました。

地元の方々も知らなかった史実について新たな発見もできました。

下記二枚の写真はそのときのものです。

土田先生,雪の中、知的冒険の旅を有難うございました。

宮 江介

糸魚川ジオパークカレッジ110日カリキュラム

 

1時限目・糸魚川の古代史(弥生時代編)

 

本日は山岸先生にお越し頂き、糸魚川の古代遺跡群のお話をうかがいました。


糸魚川では縄文時代の遺跡や土器のほか、弥生時代の遺跡・土器・生活の跡が見つかっています。

驚く事に弥生時代は縄文時代と古墳時代を結ぶ時代で、縄文時代の10000年以上の歴史に対して、僅か600年程度であるとのことです。

又、糸魚川の弥生時代の形式には木を加工して四本の柱を立てる習慣があり、諏訪大社と深い関わりがあります。

この柱については驚く事に、何かしらの方法で弥生人が木材を半分に割ったり、板状にして使っている跡も有り、材木に対する古代人の加工技術がロストテクノロジーとして興味をそそります。

上にある山岸先生の講義風景ですが、スライドは糸魚川市内の県境にある白池付近の風景です。

ここでは6年に一回、申年と寅年にだけ行われる諏訪湖の御柱のお祭りの前の年に、越の国の土地で山の御神木に鎌のようなものを打ち込む不思議な儀式のお祭りが行われており、岡本太郎先生も見学にこられたそうです。

糸魚川には諏訪の神様の母君に当たられる、ヌナガワヒメ様とその母君である黒姫様が住んでおられた事から何か深い関わりがあるのではないかと、古代日本史の大浪漫を感じました。

山岸先生、今年も楽しいお話をしていただき有難うございました。


ps・上記ホームページを見て、早速3期生の丸山さんからコメントも頂いたので下記に掲載します。

昨年11月2日の午後、宮先生が根知地区公民館でジオパーク学習会で講義をされた日の午前に中股~しろ池周辺ツアーに参加した事を懐かしく思い出しました。
白池付近の戸土(とど)集落にある境の宮諏訪神社では未年(申年の諏訪大社の御柱祭の前年)に、中股集落にある小倉大明神社では丑年(寅年の諏訪大社の御柱祭の前年)に薙鎌打ち神事が行われると昨年11月2日に中股集落の小倉大明神社で説明を受けました。
小倉大明神社には奴奈川姫も祀られているので諏訪大社の祖と言われている建御名方神が12年毎に母の奴奈川姫に会いに諏訪から出かけて来ると考えるとロマンチックですよねと話したガイドさんの説明が素敵でした・・・・・・・・・・・・・・・・勉強になります、丸山さん有難うございました。

 

2時限目・「歌会始」・寺崎講師

今年も詠み人知らず、傑作ぞろい。


白ウサギ 籠にたまらず 夢ヒスイ

 

雪つもり 論文増えて 我焦る いつもながらに 嬉しい気持ち

 

本陸を 裂無し走る 新幹線 

 

歌会に ストレスたまる 年初め

 

うたづくり 何かなかと 海に行き 波を観察 元日の朝

 

カレッジで たまに出かける ツーリズム 心はどこか ピクニック気分

美味しかったね キュウリやトマト 

 

灰色の 海の向こうの その先を 見つめてねまる 今日の寒さを

 

春よ来い 早く来い 糸魚川がまっている 

 

雪の中 土手に芽を出す フキノトウ

 

ジオパーク カレッジの成果が検定で 合格もらって 胸なぜる

 

正覚寺 鐘の音なりて 今年も走ると決意する されどわが親 嫁み付けろと目を吊り上げる

 

ジオパーク カレッジの春 すぐそこに

 

3度目の冬を迎えた能生谷で つい口ずさむ御風の春よ来い

 

雪掻きで痛めた腰をかばいつつ 杖突き歩く一歩また一歩

 

皆様、今年も有難うございました。

 

3時限・ゼミ基礎・ゼミ論文(制作)・・講師・宮

お約束した軍艦島・森に住むポーランドの魔女文化の話・モンサンミッシェルなどと糸魚川ジオパークカレッジの呼格考査はこの後の3学期に行います。

 

糸魚川ジオパークカレッジ125日カリキュラム

 

1時限目・・・・・・・講師・木嶋先生

 

講義題は、「人と石の関わり」です。

 

 

 本日のお話は「石と人」の付き合いについて、講義をして頂きました。

ヒスイ文化で有名な糸魚川に於いて、実はヒスイ文化だけではなく、多くの石器文化が発見されています。

又、縄文文化で有名な糸魚川ですが、その後、時代が古墳時代へと進む間にある、弥生時代の形跡も、糸魚川では多く発見されているそうです。

実際には「石の暖炉」等の弥生時代の生活様式の跡などが見つかっております。

さらに「木を真っ直ぐに加工するための道具」、つまり斧のようなものも多く発見されており、当時から木工の技術も盛んであったことがうかがえます。

この弥生時代については、縄文時代の10000年以上の歴史に比べ、古墳時代へと移行する間の短い時代であり、なかなか発掘がしづらいようですが、糸魚川の海辺を中心に多く生活の跡が出土しているそうです。

更に金属(鉄)の発見から、女性も木材加工が出来るようになり、男性の地位が下がったという、お話もして頂きました。

この金属(鉄)文化については、現在の糸魚川市内の梶屋敷地区が深い関わりを持っているようです。

今回のお話は、石器・縄文・弥生・古墳と進む中の重要な時代である弥生時代を中心に「石と人の関係」から、勾玉や金属加工の歴史をお話してくれました。

尚、木島先生の文献によると、この時代の流れと糸魚川地域の関係は【糸魚川ではヒスイの大珠だけを作ったのではなく、古い時代から様々な石を用いて装身. 具、玉類を盛んに作っていたのです。 もちろん、ヒスイを用いた玉作りは、弥生時代、古墳時代にまで続き、古墳時代中期、. 5世紀までヒスイの勾玉作りは続きます。】との事です。

詳しくは、www.tateshinakougen.gr.jp/jomon/kijima に記されています。

かなり詳しく記されていますので是非検索してみてください。


木島先生、今回もも楽しいお話をして頂き、有難うございました。


2時限目・ゼミ論文(演習)アンケート結果集計、テーマ発表 等・講師・宮

3時限・ゼミ基礎・ゼミ論文(制作)論文の完成度に合わせた発表と完成に向けての考査等・・講師・宮

3学期のお話はお約束どおり

1・軍艦島

2・モンサンミッシェル

3・ポーランドの魔女文化

の中から、軍艦島の歴史を紹介します。『正式名称は端島(はしま)で戦艦「土佐」に似ている事から軍艦島と呼ばれるようになりました。1810(文化7)に初めて石炭が発掘され、1870(明治3)に開抗。1890(明治23)に三菱社が炭鉱を買収し軍艦島としての歴史がはじまりました。したがって元々は自然の島でした。この端島(はしま)とは、長崎市(旧高島町)にある島で、明治から昭和にかけては海底炭鉱によって栄え、東京以上の人口密度を有していたが、1974年(49年)の閉山にともなって島民が島を離れてからは、無人島である軍艦島(ぐんかんじま)の通称で知られていますが、近年廃村(タイムスリップした空間)として脚光を浴び観光資源として復活しています。』というお話をさせて頂きました。

この話のポイントは「リコンディション資源の活用」です。

構造物などがひとつの時代を終えた後,新たなる命を吹き込まれ人々に再び愛され、復活できる資源が糸魚川には多くあります。

例えば,ここです。

根知谷の旧小学校で使われていた体育館は、大変高度な建築技術で作られたもので、木造の構造でありながら空間が広く、音響効果が優れているホールです。

糸魚川ジオパークカレッジ214日カリキュラム


1時限目・ジオ環境ビジネス論②糸魚川の建築物、糸魚川の自然素材の可能性等・・・・・・・・・・・・講師・寺崎

・本日はヒスイ文化のたび・


2時限目・ゼミ論文(演習)各自完成度に合わせ発表等・・講師・宮

・本日も受講者全員について個々の話をうかがいました・

時限・ゼミ論文(制作)論文の完成度に合わせた発表と完成に向けての考査等ジオ環境ビジネス論③ヨーロッパの魔女文化から見た糸魚川、デザイン話等・・・・・講師・宮

本日はMont Saint-Michelモン・サン=ミシェル)のお話です。

Mont Saint-Michelはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島であり、同名の修道院があり、モン・サン=ミシェルは「聖ミカエルの山」の意で、旧約聖書にその名が記される大天使・ミカエルのフランス語読みに由来します。行政上はル・モン・サン・ミッシェルというコミューンを形成としています。カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979「モン・サン=ミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約の登録地となりました。・・・と、ここまではよかったのですが、最近問題が起こっています???【本日はこの辺について話をしましたが、ポイントは、せっかく神々の築いた地形から生まれた文化(海の中にある小さな世界)が無謀な経済優先によって、本来の価値を失い、経済の衰退につもながるという、気拳奈時様態にさらされていたという話です。現在Mont Saint-Michelの神々も人々のおろかさに嘆いてたいますが、我々はそのような失敗と成功を学び糸魚川で活用してゆくという話です。元々は、特殊な地形財産があり、これに気付いた人間が文化を形成しています。つまり自然環境と人文環境の希少な融合がMont Saint-Michelの魅力です。しかし我国でも類似した記しような融合があったにもかかわらず、乱暴な経済思想が、地形・文化・経済の全てを衰退させた実例が多く残っています。糸魚川にもこうした自然環境と人文環境の希少な融合が存在します。幸いにも糸魚川地域はジオパーク思想があり、これらを守り活用し、次世代に継承しています。とても大切な事であり、地域の皆様は誇りに思ってください。】というお話でした。実際糸魚川には、自然環境と人文環境が融合した希少な地域がそのまま残っています。例えばココです、大切にしてください。

糸魚川ジオパークカレッジ2月28日・カリキュラム

1.2時限は論文ゼミです。

3時限は、人と自然の関わりと自然力との共存共栄、全3話1・軍艦島2・モンサンミッシェル3・ポーランドの魔女文化の最終章ポーランドの白魔女文化についてお話しました。

(内容については深く広いため、本ホームページ第四章ポーランドの森・白魔女さん教室をご参照ください。さらに深く自然科学や社会学として学びたい方はぜひ、当カレッジへご参加ください。)

 



糸魚川ジオパークカレッジカリキュラム

3月14日

 本日は写真なしでごめんなさい。


皆様、論文ご苦労様です。本日は論文の発表練習・編集構成相談を行います。

1.2.3時限共通…講師・宮

『廃村になった分校のささやかな修復と今自分が出来る人と自然の関わりに関する研究』

『糸魚川能生地区に於ける地すべりの歴史とジオパークの防災意識向上に関する研究』

『新潟県西部浦本地区に於ける方言の伝承とフィールドに関する研究』

『糸魚川の民話に於ける子供たちへの風土継承に関する研究』

『月不見の池誕生と観光資源としての周辺域に於けるジオパーク的な価値に関する研究』

『糸魚川ジオパークと交通インフラによる都市形成に関する研究』

『ジオトープづくりによる環境教育の推進』

『糸魚川ジオサイトマイコミ平に於けるジオツーリズムの展開に関する研究』

『糸魚川ジオパーク浦本地区に於ける観光と漁業に関する伝統的生活と工芸の研究』

『糸魚川地域をプロとモデルとした守る農地と変える農地、双方向からの活性化に関する研究』

『里山の活用と可能性に関する研究』~ムーミン谷構想~

 

2/28・論文提出

3/13・英文titleabstract・英文keyword挿入

3/14・論文発表練習と完成した方への編集構成確認。同時にあと一息の方への応援。

3/27迄・宮らによる再査読と編集構成確認。

3/28・発表

3/末以降・東京大学庭師倶楽部による内容の査読

学術的査読終了順に別領域学科の学生による査読(意味真理会に関する確認)と編集構

成の確認

4/15頃・印刷依頼(プロによる編集と構成)

4/末・皆さんのお手元に小冊子としてお届けします。

 

4時限・特別講義『糸魚川の猛禽類についての保護と観察』…講師・鷲沢先生

実は糸魚川には多くの猛禽類が生息しているようです。この辺についてのお話を本日はお伺いします。

・・・・・来年は鷲沢先生と山に猛禽類を見にゆきます。

お楽しみに。

平成3月28日・おかげさまで第3期卒業式&論文発表

 

 

今年は11本の論文が作成されました。

皆様大変すばらしい論文になりました、ありがとうございます。

本文は市内図書館に配布されます。

 

 

『廃村になった分校のささやかな修復と今自分が出来る人と自然の関わりに関する研究』

"The Study of a landscape in small school in a mountain village "

猪又 厚子(Atsuko-Inomata

概要・・・人と自然の関わりや、自然力との共存をテーマにジオパークを考えたとき、新潟県糸魚川市には失われつつある原風景が希少な空間構成として残っている事を、以下の文章から「原風景の抒情」における存在と考えられる。『糸魚川世界ジオパークとして24のジオサイト。今井、不動滝もジオサイトの一つです。その滝はとても偉大でさぞかし大勢の人が訪れるだろうと考えられます。そしてまた、塩の道西側ルートという事で一年に一回は必ず廃村に成った菅沼部落【注視・「部落」との表記については東北および北陸地域等の一般的な方言や表現であり、地域の誇りと愛着をかねた呼び名であり、一部地域の差別的な用語では無く、意味合いの違う日本の文化形態である(金田一京助による国語辞典においても動議の内容が記されている)為、本文に於いて地域表現文化として用いる】を団体の方々が歩いて行かれるそうです。しかし菅沼部落が廃村となり、だんだんと草、雑木で荒れて行き、そのせいか少しずつ本来のルートから外れて歩いてゆくようになりました。それはこれから先、歴史を変える事に成ります。側には廃校に成った分校も有ります。嘗て自分が学んだ分校で当時まだ多くの人が在住しており、活気で満ちていました。不動滝=菅沼=分校 これは自分に取って仕切っても切り離せないサイトなのです。少しずつ復活、かつて昔、不動滝だけではなく菅沼分校が有ったという歴史を存続させたいと思います。最後にカレッジの主旨と違っているかもしれませんが取りあえず今、自分のしている「ささやかなポランンティア」をテーマにしてみました。』従って本研究は糸魚川地域に於ける原風景や希少空間に対する著者自身の活動体験から、ボランティアとしての視点で自然や人文に対しての保全と活用に対する有り方の一考を本論文として進める。

 

 

 

 

『糸魚川能生地区に於ける地すべりの歴史とジオパークの防災意識向上に関する研究』

 " History of a landslide in Itoigawa-city Nou-area and research work about protection against disasters conscious improvement of Geopark "

 内山 伸一(Shinichi-Uchiyama

 概要・・・本研究は1947年西頸城郡能生谷村柵口地内の地すべり発生から地すべり災害の歴史をたどり、防災の意識の向上を願い研究を進めた。糸魚川ジオパークに於いては、その地形の複雑さと、山川海をひとつの市内に持っている特質が在る。又、旧西頚城地域は西浜七谷と呼ばれる中の5つの谷を糸魚川地域が持ち、独自の形状から、それぞれの文化が自然の恵みと災害の中から育まれて来た歴史が在る。この様な糸魚川の特質は東日本大震災復興時に於いて東北の各地域で地域活性や都市再生の参考となり、実際に糸魚川の優れた土木技術を学びたいという方達が糸魚川地域に訪れ、農林水産・住宅地・商業地の自然共存思想・地域観光に於けるおもてなし・水資源活用までを糸魚川から提供できた。こうした中で、これら提供の根源ともなる糸魚川ジオパークの持つ台地と水の関係に在ると考え地形や地質と風土について、今回能生地区を題材に史実的検証を行い、糸魚川ジオパークの顔として防災意識の向上について研究を行った。

 

 

 

『新潟県西部浦本地区に於ける方言の伝承とフィールドに関する研究』

"A study on the lore and fields in dialect in Niigata Prefecture,western Uramoto district"

木嶋照男(Teruo - Kijima

概要・・・新潟県の最西端にある糸魚川市は、フォッサマグナの影響によって特有の地形を有した山海の自然あふれる地域である。3000m級の北アルプス群を背景に頸城七谷と呼ばれる内、五谷が折り重なり、日本海特有の気候や対馬海流等の潮流によって、山々の自然形態が形成されている。そこに住む人々の営みは古く、各谷合独自の文化は縄文の昔より培われてきた。一つの地域の中に多様な文化を有しているという希少性から、2009年に世界ジオパークに認定されている。一方21世紀になり、過剰な情報網とグローバル化の波がおしよせ、古くから培われてきた各地域の個性は失われつつある。歴史ある文化が、またたくまに破壊されて行く現状に嘆かわしさすら感じられる。本研究では、谷合のcommunityにおいて使用されてきた独自の言葉に着眼し、その言葉の普及形態を調べることで、方言と地区の関係を明らかにすることを目的とした。市内の浦本地区をプロトモデルとし、現在に残る浦本地区の方言を題材に、市内の4地区と異なる年代の方を対象に比較考査を行い、日本独自の地形の中にある言語と地域文化の関係を明らかにした。

 

『糸魚川の民話に於ける子供たちへの風土継承に関する研究』

" The community study which is told by the folk tale presented to children in Itoigawa "

倉又 登美子(Tomiko-Kuramata

概要・・・映像メデイアの中で育っている今の子供たちにとって、シンプルな語りだけの糸魚川民話が子供たちの中にどのように入り、どのように継承されていくのか、糸魚川の豊かな自然と文化が、どのような言語や心象風景で認識されていくのか子供たちのアンケートを通して解析を試みる。

 

『月不見の池誕生と観光資源としての周辺域に於けるジオパーク的な価値に関する研究』

" Sightseeing study of Itoigawa Geopark about birth of "pond in Tsukimizu" and ambient surroundings "小林 峯登(Mineto-Kobayashi

概要・・・2009年、世界ジオパーク国内一号となった新潟県糸魚川市早川郷に在る『月不見の池』は、巨岩に囲まれ周りと隔絶したようなところである。

大地の公園であるジオパークの中でも、この巨岩がなぜここだけにあるのか興味を持ったことから本研究が始まった。また、この巨大石群から成り立つ『月不見の池』が、守られることと同時に地域の観光資源としてさらに多くの人たちに知ってもらい訪れてもらいたいと思い、ここにその成り立ち・現状・保護手法・活用手法の考察を進めることで、研究論文として纏めた。

 

『陸の孤島というジオパークの50年後交通インフラによる都市形成に関する研究』

" City formation study of Geopark and traffic infrastructure "

瀬下 忠彦(Tadahiko-Seshimo

概要・・・日本は戦後より経済立国として国際社会に地位を確立している。その一つの背景には、全国総合開発計画(以下、一全総)によって国土の基盤づくりが行われ、それに伴い基幹産業や付随する産業が大いに発展したことが挙げられる。経済の発展は、国民の所得向上をもたらし、一億総中流からモータリゼーションなど国民生活の文化的側面も飛躍的に変化を遂げた。一全総から約50年が経ち、21世紀の国土のグランドデザインへ移行する中で、地方創生というような、より地方の自立や地域間連携が注目されつつある。研究対象の新潟県糸魚川市は、古来より東西を繋ぐ交通の要衝でありながら、地理的特有さから交通の難所として認知されており、いつしか「陸の孤島」という俗称で呼ばれることもあった。しかし、交通難所だったとはいえ近隣地域と糸魚川圏の人々の交流もたしかに存在したはずである。今日では、「陸の孤島」から脱却したであろう人々の行き交いが存在していると考えられる。今現在の各地方自治体においては、居住者の生活、特に休日の余暇活動の様子が表出する機会は少ない。これからの少子高齢化社会に備えるうえで、どのようなライフスタイルがおくられているか、またどのようなライフスタイルが可能な郷であるかは、移住を選択する際のキーポイントになるだろう。また今現在の地域居住者の休日・余暇活動を明らかにすることは、その地域ごとでのライフスタイルを垣間見るだけではなく、交通インフラに着目することによって双方向的な交流を見出し、近隣諸地域にとって糸魚川はどのような地方都市であるかを考察できるのではないかと考えた。

 

 『ジオトープづくりによる環境教育の推進』

"The promotion of the environmental educationby the making ofgeotope"

竹内愼治(TakeuchiShinji)

要旨・・・本研究の目的は糸魚川世界ジオパークの中にある青海地区(新潟県糸魚川市)の自然の保全と子どもたちへの環境教育にある。本研究は、地域の地質や生態系に配慮しながらジオトープ(地形・地質を中心に考えた自然な生態系を構成する空間)を造成し、児童生徒の地域の自然への理解を深め、自然の保全への意識を高めることにより、将来のジオパーク活動推進を担う人材育成につなげていく取組である。今年度は、昨年度立てた計画に基づき、ジオトープづくりを実施した。

 

『糸魚川ジオサイトマイコミ平に於けるジオツーリズムの展開に関する研究』

" The study of Geo-Tourism in Itoigawa Geosite “Maikomidaira"

平野 悟(Satoru-Hirano

概要・・・本研究は世界ジオパークの街である新潟県糸魚川市をプロトモデルとして、糸魚川ジオサイトの一つである『マイコミ平』を事例にジオツーリズムをどの様に展開して行くことが良いのか、手法を検討する目的がある。その為に本研究では、30年以上の実績のあるエコツーリズムを調査し、ジオツーリズムとの違いを明確にした上で、共通する部分を参考にジオツーリズムを効果的に展開してゆく手法について検討した。マイコミ平におけるジオツーリズムについては保護と活用・観光・教育の分野において考察を行い、人々の自然に対する取り組み方について提言を行った。

 

『糸魚川ジオパーク浦本地区に於ける観光と漁業に関する伝統的生活と工芸の研究』

" Sightseeing, fisheries industry, traditional life and study about arts and crafts in Itoigawa Geopark Uramoto area. "

松嶋 洋子(Youko-Matushima

概要・・・新潟県糸魚川市の観光において、甘エビ、紅ズワイガニ、アンコウ、を特産品としてPRしている。漁業は体験学習が困難なためか地元の人でも漁法や漁場の様子を知らない。新幹線の糸魚川駅で日本海ひすいライン直江津行きに乗り換えて2つ目の駅、「浦本」で下車すると目の前は海である。ここはかつて漁業の盛んな地区であった。浦本の沖合はカンザシタラ場と呼ばれている良好な漁場があり漁獲高は新潟県下でもトップクラスで有った。現在の浦本駅前の海岸は、侵食され砂浜が無くなり、ここで漁業が営まれていたとは想像もつかない。浦本駅から500mほど西に浦本漁港に隣接して『さわやか広場』がある。ここでは磯観察ができる。本研究はこの『さわやか広場』を、漁業や海の学習ができるエリアに整備し、更に刺し網に掛かってきた貝やサンゴで作った海底の模型、漁具等を糸魚川駅に近いところに展示することにより、日本海に一番近い新幹線駅(糸魚川駅)のイメージアップを図る研究を行った。

 

『糸魚川地域をプロトモデルとした守る農地と変える農地、双方向からの活性化に関する研究』

糸魚川について“守る”と“変える”を考える研究

" Study of "inherited agriculture" and "the agriculture which changes" in Itoigawa area"

松澤 克矢(Katuya-Matuzawa

概要・・・失ってはいけない眺めがある。壊してはならない眺めがある。再生しなければならない眺めがある。新潟県糸魚川市西海地区にかつては農業が営まれたが、今現在担い手がいなくなり、荒れ果てた状態になっている田園風景がある。農家の高齢化、後継者不足が叫ばれる昨今において、それは我や糸魚川市においても、例外なく由々しき問題である。今後あと5年後、10年後の糸魚川地域の田園風景や、生まれた頃から目にしてきた当たり前の光景が今まさに危機を迎えている。そんな現状を何とか変えたい!変えなくてはならない!そんな思いからこの度、本論文を執筆した次第である。

 

『里山の活用と可能性に関する研究』

~ムーミン谷構想~

"The Muumi Valley plan "Possibility study of Satoyama utilization